次の車検はいつ？車検満了日の確認方法を知ろう！

■車検満了日を過ぎた車に乗るのは絶対NG！
自分の車の車検満了日を確認したら、その日までに車検を受けましょう。車検は、車に乗る人の義務です。もし車検が切れてしまったら、絶対に運転してはいけません。車検切れの車で公道を走ると、違反点数6点と30日間の免許停止処分、それから6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科されるといいます。

車検が切れてしまった車も、車検を受ければまた走行できるようになります。ただし、車検切れの車を車検業者へ運ぶときもそのまま走行させるのはNG！レッカーを依頼するか、一時的に走行が認められる「仮ナンバー」を申請するなどして対応しましょう。

■車検はいつから受けられる？
車検は期限内であればいつでも受けられます。ただし、車検を受ける時期が早すぎると次の車検満了日が早まってしまうこともあるので注意が必要です。例えば、2022年3月31日が車検満了日の場合で考えてみましょう。もし、2022年1月15日に車検を受けると、次の車検満了日は2年後の2024年1月15日となり、2カ月半ほど車検満了日が早まってしまうことになります。

「早めに受けるとその分だけ車検満了日が早まってしまうなら、なるべくギリギリに車検を受けたほうがよいのでは…」と思う方もいらっしゃるでしょう。実は、車検を受ける時期にはあるルールがあるんです。
そのルールとは、「車検満了日の1カ月前以降であれば、いつ車検を受けても次の車検満了日は変わらない」というもの。つまり、車検満了日が2022年3月31日の場合、車検を受ける日がその年の3月1日でも3月30日でも、次の車検満了日は変わらず2024年3月31日となるのです。なお、車検業者が「指定工場」となっている場合は、車検満了日の45日前以降であれば、いつ車検を受けても次の車検満了日に影響はありません。まずは依頼したい車検業者に「いつから車検を受けられるか」確認してみるとよいでしょう。

■車検は早めの予約がおすすめ
車検は、一定の期間内であれば、いつ受けても次の車検満了日は変わりません。ギリギリに車検を受けたほうが得なんてことはありませんし、それどころか、ギリギリになってから車検を受けようとしても予約がとれないおそれがあります。特に、2月～3月、11月～12月は車検業者の繁忙期といわれており、車検の予約が混み合う時期。「仕事が休みの土・日に車検を受けたい」などの希望がある場合は、早めに予約をすることをおすすめします。私の車検満了日も3月ですが、数カ月前の11～12月ごろには予約を入れています。

imarina

ライター。1987年生まれ。広島大学教育学部卒業後、教育現場で勤務しながらフリーライターとして旅行、暮らしなどに関する執筆を手がける。
趣味は旅行とアウトドア。現在の愛車は、トヨタ・パッソ。