キズ・ヘコミ修理
2023.10.11
木の枝による車の傷を防ぐ方法と修理方法を解説
![木の枝による車の傷を防ぐ方法と修理方法を解説](/cosmo_img/blog_img/1000001172_1.jpg)
木の枝でついた車の傷は直せる?
車のボディを保護するためには、木の枝による傷を防ぐことも大切です。林の中を慎重に走ることももちろん大事ですが、傷がつきづらいコーティングを車に施すことも効果的です。木の枝で車が傷ついてしまったときの、修理方法も紹介します。
木の枝で車に傷がつく理由とは?
![木の枝で車に傷がつく理由とは?](/cosmo_img/blog_img/1000001172_2.jpg)
木の枝で車を傷つけた経験は多くの人がお持ちでしょう。まずは、傷がつく理由と、予防策について考察していきます。まず、木の枝で車に傷がつく理由と予防策を解説します。
■理由:街路樹や垣根
住宅街や狭い道路を走っていると、街路樹や垣根の木の枝に車が触れることがあります。風が強い日や嵐のときには、道路に木の枝が飛び出し、車のボディに接触することもあります。狭い道路で対向車とすれ違うときにも、車を避けようとして枝とぶつかる可能性も考えられます。
■理由:落下や強風
高い木や樹木がある場所では、風の影響などで木の枝が車に落下することがあります。木の枝の大きさによっては、車のボディや塗装を大きく損傷させる可能性もあります。また、強風時にも注意が必要です。風が強い日は、木々が生い茂っている駐車場などは避けましょう。
■理由:駐車場の位置
車を駐車する場所次第では、木の枝による傷のリスクが増大します。風通しの良い山間部の駐車場や、木々に囲まれた場所に車を止める場合、傷つくリスクが高まります。
木の枝による車の傷を防ぐ方法
![木の枝による車の傷を防ぐ方法](/cosmo_img/blog_img/1000001172_3.jpg)
木の枝による傷を防ぐためには、いくつかの予防策があります。駐車場の選び方や位置の調整、カーポートやカーカバーの活用、さらには周囲の木の剪定(せんてい)などが挙げられます。これらの対策を講じることで、木の枝による車の傷を最小限に抑えられます。ここでは、車の傷を木の枝から守る方法を詳しく解説します。
■駐車場選び
駐車場を選ぶ際は、できるだけ木の近くを避けることが重要です。また、風が強い場所や、樹木が密集している場所での長時間の駐車はなるべく避けましょう。広いスペースや屋根のある駐車場を選ぶと、木の枝からの影響を最小限に抑えられます。
■カーカバーの使用
木の枝に触れそうな場所に長時間駐車する場合は、カーカバーを使用しましょう。カーカバーは車を外部から保護する効果があり、木の枝による傷から守ってくれます。ただし、カーカバーを使用する際は、すり傷を防ぐためにも車のボディを清潔に保ちましょう。ボディにホコリがついた状態でカーカバーを使用すると、カバーが車に傷をつけることもあります。
■駐車場周辺の木を剪定する
駐車場の周囲にある木の枝を定期的に剪定することで、車への影響を最小限に抑えることができます。枝が伸びる前にカットすれば、車を傷つけるリスクを軽減できるのです。自宅に垣根や木を植えている方は、定期的に枝の先を整えましょう。
■ガラスコーティングを施工する
車のボディに、強固なガラスコーティングを施すことで、すり傷がつきにくくなります。小さな木の枝が触れた程度であれば、ガラス被膜で保護してくれます。ガラスコーティングは自分でも施工できますが、より防御性能を高めるために、コーティングのプロに依頼することをおすすめします。
木の枝による車の傷の修理方法
![木の枝による車の傷の修理方法](/cosmo_img/blog_img/1000001172_4.jpg)
木の枝による車の傷は、早めに修理することが大切です。小さな傷であれば、DIYで修復することも可能ですが、傷が深く、広範囲にわたる場合は、修理の専門家に相談しましょう。ここでは、DIYでの修理方法や、修理業者に依頼するポイントについて詳しく解説します。
■DIYでの補修
軽度な傷の場合は、自分で傷を補修することもできます。一番簡単な方法は専用のタッチペンを使うことです。薄いすり傷であれば、市販の傷消し剤やコンパウンドを使って、傷を目立たなくすることも可能です。コンパウンドで補修した後は、ワックスやコーティングを施せば、車の美しい状態を取り戻すことができます。ただし、自分で補修すると失敗するリスクが高まります。傷の状態がひどくなり、余計に修理費用が高くつくリスクも考慮しておきましょう。
■プロによる修理
木の枝による大きな傷を見つけたときは、そのまま放置せずに、修理の専門業者に相談しましょう。修理の専門業者であれば、適切な方法で木の枝による傷を修理してくれます。木の枝による傷は、場合によっては下地にまでダメージが及びます。DIYで、新車のような仕上がりを目指すのは難しいため、きれいに直したい方は、はじめから修理業者に相談しましょう。
まとめ
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木の枝による傷は、引っかき傷のように目立ちます。車の走行方法や、車を止める位置にも注意が必要ですが、傷を全て避けられるわけではなく、その後の対応が大切です。傷がついた範囲が広いと、範囲が広く困難を極めるケースが少なくありません。愛車についた枝の傷に困っている方は、コスモのサービスステーションにご相談ください。
キズ・ヘコミに関するご相談は、こちらからどうぞ。
筆者プロフィール
![筆者プロフィール](/cosmo_img/blog_img/1000001172_6.jpg)
moto
1986年生まれ。自動車整備学校を卒業後、板金屋を経て地元の整備工場で整備士として働く。車業界歴は7年。国内外の乗用車からカスタムカーまで、様々な車を整備してきた知識と経験が強み。整備士を離れた現在は、ライターとして中古車の選び方などを中心にメディアへ出稿。週末は子供と一緒に釣りやアウトドアを楽しんでいます。