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ボンネットに飛び石がついたときの修理方法を紹介

 
ボンネットに飛び石がついたときの修理方法を紹介

飛び石でボンネットが傷ついたときの対処法とは?

飛び石の影響でボンネットに傷がつくと、綺麗な車も台無しです。本記事では、飛び石でボンネットに傷がついてしまったときの対処法や、飛び石というリスクを少しでも避ける方法を紹介します。

目次

飛び石でボンネットに傷がつく原因とは?

飛び石でボンネットに傷がつく原因とは?

高速道路や未舗装路を走行中、不意に小石が飛んでくることがあります。スピードが出ている状態で飛び石に当たると、バンパーやボンネットに傷がつきます。飛び石の衝撃が強いため、フロントガラスにヒビが入ることもあります。ボンネットやフロントガラスに傷がついた場合、修理費用が高くつきます。フロントガラスに傷がついた場合は、車検に通らないというリスクもあります。ここでは、飛び石が発生する原因について紹介します。

■未舗装路ではスピードの出しすぎに注意

工事中の道路や、砂利道などの未舗装路を走行する際は、スピードの出しすぎに注意しましょう。前方を走る車に近づきすぎると、飛び石に当たるリスクが高くなります。後続車に小石が飛んでいく可能性もあるため、急加速や急発進は控えましょう。

■高速道路を走行中も要注意

道路に落ちている小石が飛んでくるイメージがありますが、タイヤの溝に挟まった小石が衝撃で外れて飛んでくることもあります。特にスピードが出る高速道路では、飛び石の衝撃も大きくなり、ボンネットやバンパーに大きなダメージを与えます。トラックなどの大型車の場合、大きい石が挟まりやすいため、飛び石によるダメージもより一層大きくなるので注意しましょう。

飛び石を避ける方法とは?

飛び石を避ける方法とは?

飛び石による被害を避けるためには、どうしたらよいのでしょうか?飛び石を避ける方法を理解しておけば、リスクを最小限に抑えられます。ボンネットやバンパーなど、飛び石による被害を少しでも回避する方法をご紹介します。

■車間距離を十分にあけて走行する

いつ飛んでくるか分からない飛び石を避けるためにも、前方の車との車間距離は十分にあけて走行しましょう。特に、工事現場を走行しているトラックなどは、小石がタイヤに挟まりやすいため飛び石のリスクがあります。飛び石に当たる確率を少しでも下げるためにも、車間距離を十分にあけて走行することを心掛けましょう。また、飛び石の衝撃を和らげる意味でも、スピードの出しすぎには注意が必要です。

■飛び石による事故の責任は?

故意ではないものの、飛び石による被害については修理費を補償してもらえます。ドライブレコーダーで相手の車を特定できれば、加入している保険の補償内容で対応可能です。しかし、走行中の飛び石を特定することは難しいため、飛び石を避ける走り方を日頃から心掛けたほうがよいでしょう。

もし、ボンネットに傷がついてしまったら?

もし、ボンネットに傷がついてしまったら?

どんなに注意を払っていても、不意に飛んでくる飛び石による被害は、完全にゼロにはできません。もし、ボンネットに傷がついてしまったら、どのような対応を取ればよいのか解説します。

■飛び石でボンネットに傷がついたときの対処法とは?

ボンネットに飛び石の傷がついたら、すみやかに修理をしましょう。小さな傷でも、放置すると塗装内部にまで腐食が進行し、傷の被害が拡大する可能性があります。ボディーカラーとは違う、灰色の下地が見えていたら要注意です。傷が小さい場合や、すぐに修理に出せない方は、タッチペンなどの修理用品で補修をすると、錆の進行を抑えられます。二次的な被害を防ぐためにも、素早い対処が大切です。

■飛び石の傷は修理のプロに相談

DIYでの修理には限界がありますので、傷の程度がひどい場合には修理のプロに相談しましょう。ボンネットの傷は特に目立つため、車の印象も変わってしまいます。大きな傷をなんとか自力で修理しようとしても、傷が広がって余計に手間が掛かってしまうこともあります。手間が掛かる分、修理費用も高くなりますので、飛び石の傷を見つけたら早めに相談しましょう。修理のプロに相談する場合、任意保険の加入状況によっては、修理費用を補償してもらえる可能性があります。修理費用が心配な方は、任意保険の契約条件も確認しておきましょう。

■車を手放す予定がある場合の対処法とは?

もともと車を手放す予定がある方は、下手に修理をせずに手放す方が、お得な可能性があります。原状回復をすることで、査定額が多少上がるかもしれませんが、修理費用以上に査定額が上がるとは限りません。また、下手に素人がDIYで修理すると、余計に見た目が悪くなり、査定に悪影響を及ぼす可能性もあります。

まとめ

まとめ

ボンネットに飛び石で傷がついてしまったら、傷が進行しないよう早めに対処することが大切です。また、飛び石のリスクを可能な限り低減するためにも、車間距離をあけた走り方をすることも重要なポイントです。すでに飛び石による傷がついている場合は、お近くのコスモのサービスステーションにご相談ください。
キズ・ヘコミに関するご相談は、こちらからどうぞ。  

筆者プロフィール

筆者プロフィール

moto

1986年生まれ。自動車整備学校を卒業後、板金屋を経て地元の整備工場で整備士として働く。車業界歴は7年。国内外の乗用車からカスタムカーまで、様々な車を整備してきた知識と経験が強み。整備士を離れた現在は、ライターとして中古車の選び方などを中心にメディアへ出稿。週末は子供と一緒に釣りやアウトドアを楽しんでいます。

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