フロントフェンダーに擦り傷！修理費はいくらだろう

■フェンダーってどこの部分のこと？
車はたくさんのパーツからできていますが、フェンダーとはタイヤの周りを覆っているパーツのことをいいます。車にはタイヤが4つついているので、フェンダーも4つあるということ。車の前方についているものを「フロントフェンダー」、後方についているものを「リアフェンダー」と呼ぶそうです。

普段、車のパーツなんて気にしたことがありませんでしたが、車をよく見てみると、たしかにタイヤを覆っているパーツがありました。これがフェンダーなのですね。フェンダーは、車のパーツの中でも割とサイズは小さめのようです。

■フェンダーの役割は何？
今から100年以上前の車には、フェンダーはついていなかったのだそう。では、どうして車にフェンダーが装着されるようになったのでしょうか？フェンダーには、どのような役割があるのでしょうか？

フェンダーの1つ目の役割は、汚れや傷から車のボディを守ることだといいます。ドライブしていると、砂利道や土の上を走ることもあるでしょう。また、雨が降ったときには水たまりのある道路を運転することもあるかもしれません。このようなさまざまな路面を走っていると、タイヤで砂利や泥、水などを掻きあげてしまうのだとか。掻きあげた泥水がかかるとボディが汚れてしまいますし、小石があたると車に傷がついたりすることもあります。このようなことを防ぐために、タイヤの周りはフェンダーで覆われています。

2つ目は、歩行者と周囲の車やモノを守る役割です。タイヤが掻きあげた泥水や砂利は、自分の車を汚すだけでなく、歩行者や他の車にかかることもあります。例えば、歩行者に泥水をはねて衣類を汚してしまったり、掻きあげた石が後続車にぶつかって、他人の車に傷をつけてしまったりすることも。これも、フェンダーでタイヤを覆うことによって防ぐことができます。
また、フェンダーには、車が走っているときにタイヤに人やモノが直接触れるのを防ぐはたらきもあります。ドライブ中、タイヤは高速で回転しています。もし、そんなタイヤに人やモノが接触したら…と思うと、考えるだけでもゾッとしますよね。万が一、車が何かにぶつかったとしても、フェンダーがあることで回転しているタイヤに人やモノが接触しないようになっているのです。

フェンダーは、タイヤの周囲を覆う比較的小さなパーツで、修理する場合は数万円程度の費用がかかることが一般的のようです。修理費は、車種や状況によって異なるので、まずは見積もりを取ってみてくださいね。

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