砂埃からボディを守るおすすめの車用コーティングとは？

車用コーティングは、車に美しい輝きを与えるだけのものではありません。ボディを保護する効果もあります。砂埃からボディを効果的に守るためには、以下の特徴を持つコーティングを施工しましょう。

■高い耐久性

砂埃によるスクラッチ傷から愛車を守るためには、耐久性の高いコーティングが必要です。高い耐久性を持つ車用コーティングが施されていると、砂埃が車の塗装面に直接接触しなくなるため、スクラッチ傷がつきにくくなります。車は日常的に、砂埃などの外的要因にさらされるので、耐久性に優れたコーティングをしておく必要があります。

■撥水性

撥水性のあるコーティングを施工すれば、砂埃や汚れがボディに付着しにくくなります。撥水性のあるコーティングは水を弾かせる特性を持っており、ボディの表面についた砂埃が、水滴と一緒にスムーズに流れ落ちるようになるからです。コーティングによる耐久性の向上との相乗効果で、より効果的に愛車を砂埃から守ることができます。

砂埃の汚れは、長期間放置すると、ボディが傷つくリスクが高まります。車のボディにコーティング施工しておけば、被膜が塗装面を守るため、砂埃がついても傷がつきにくくなります。砂埃の汚れの落とし方は、少しコツがいりますので、砂埃がついた車の洗車方法から解説します。

■水洗いで汚れを落とす

まずは、塗装面に付着した砂埃を水で洗い流します。ボディ全体に、上からたっぷりと水をかけましょう。この時、高圧洗浄機をお持ちの方は、水圧を利用して効果的に砂埃を吹き飛ばしてください。砂埃は、車の隙間やくぼみに溜まっているので、水で洗い流しただけでは落ちない可能性があるからです。

■カーシャンプーで洗車をする

カーシャンプーをしっかりと泡立て、専用スポンジに泡を乗せてボディ全体に広げていきます。この時、ゴシゴシと強く擦るのは厳禁です。泡を塗るようなイメージで伸ばし、仕上げはボディに付着した泡がなくなるまで水で洗い流します。

■鉄粉や水垢を除去する

カーシャンプーと水洗いだけでは、鉄粉や水垢などの、固着している汚れは落ちません。こうした汚れを除去しましょう。洗車後、ボディを手で触ってザラついている部分があれば、鉄粉が残っている証拠です。鉄粉除去剤や、鉄粉取り用粘土を使用すれば綺麗に落とせます。また、サイドミラーや、ドアノブの下に残る黒い縦線の汚れは水垢です。水垢除去剤や、極細コンパウンドを使用して落としましょう。

■コーティングを施工する

コーティング剤を専用スポンジに取り、均等に車のボディに塗布します。ムラができないよう、均一な厚さで塗布することが大切です。コーティング剤の乾燥と硬化には掛かるため、時間に余裕を持って作業しましょう。コーティング剤が完全に硬化したら、マイクロファイバークロスを使用して、ボディを拭き上げます。コーティングの施工は、熟練した技術を必要とするため、初めての場合や自信がない場合は、プロの施工業者に依頼しましょう。