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自動車保険を節約したい。補償内容を見直してみよう

 
自動車保険を節約したい。補償内容を見直してみよう

自動車保険、節約するにはどうすれば良い?

「自動車保険の保険料が高くて悩んでいる」「自動車保険をもっと節約したい」とお考えの方は、自動車保険の見直しをしてみると良いかも。自動車保険の保険料を節約するポイントについて見ていきましょう。

目次

自動車保険は定期的な見直しが必要

自動車保険は定期的な見直しが必要

■任意の自動車保険でもしもの事故に備えよう
車を運転するようになったら、ぜひ加入しておきたいのが「自動車保険」です。「自賠責保険に加入しているから、自動車保険は必要ないんじゃないの?」「自動車保険の保険料は高いから、できれば加入したくない」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、自動車保険に加入しないという選択肢は絶対におすすめできません。なぜなら、自賠責保険の補償内容はかなり限られており、必要な補償をカバーしているとはとてもいえないからです。例えば、他の車と衝突事故を起こしてしまった場合、自賠責保険で補償されるのは相手のケガや後遺症などに対する損害賠償額のみで、自分や相手の車、事故で壊したものに対する補償はありません。そのため、自賠責保険にプラスして、自動車保険への加入がとても重要なのです。

■必要な補償は変わってくることも…
自動車保険は、定期的に内容の見直しが必要。なぜなら、必要な補償は次第に変わっていくからです。例えば、運転免許を取りたての初心者ドライバーと40代のベテランドライバーでは、初心者ドライバーのほうが事故を起こすリスクが大きいため、手厚い補償が必要ですよね。

「初めて車を買ったときに自動車保険に加入して、その頃から補償内容を変えていない」という人は、もしかしたら自動車保険の補償内容が現在のあなたに合っていないかも。今の自分に最適な補償を受けるため、定期的に自動車保険の見直しを行いましょう。

保険料を節約するための見直しポイント

保険料を節約するための見直しポイント

■「年齢条件」を見直して保険料を節約!
自動車保険の保険料節約のために見直すべきポイントの一つが「年齢条件」です。実は、自動車保険では、「21歳未満(全年齢補償)」「21歳以上」「26歳以上」「30歳以上」などのように、運転者の年齢に条件を設けています。

保険料は、事故のリスクが高くなるほど高くなるように設定されています。つまり、「21歳未満(全年齢補償)」では初心者が運転する可能性もあるため保険料が高く、年齢条件が上がるほど保険料は安くなっていくのです。もし、あなたが30代であるにもかかわらず、年齢条件が「21歳未満」になっていたら、保険料を無駄に払い過ぎているかも。保険料を節約するためにも、自分の年齢に合わせて年齢条件を変更するようにしましょう。

■運転者を限定して保険料を節約
自動車保険では、年齢以外に「誰がその車を運転するのか」という条件も設けられています。例えば、「契約者本人しか運転しない車」と「不特定多数が運転する車」がある場合について考えてみましょう。これらのうち、どちらのほうが事故のリスクが高いと考えられるでしょうか。もちろん、後者の「不特定多数が運転する車」ですよね。つまり、自動車保険では運転者を限定するほど保険料が安くなるのです。

自動車保険の「運転者」は、「本人限定」「夫婦限定」「家族限定」などから選択します。もし、あなたしか車を運転しないのに「家族限定」などになっている場合は、運転者の条件を「本人限定」に変更することで保険料の節約が期待できます。

■車両保険の見直しは保険料の節約に効果アリ!
自動車保険の「車両保険」とは、事故で壊れた自分自身の車に対する補償のことです。車の修理代って、けっこうお金がかかるもの。事故で車が破損したとき、車両保険があれば安心して修理を受けることができてうれしいですね。でも、一方で、車両保険は保険料が高いというイメージもあります。車両保険を見直して保険料を節約するにはどうしたら良いのでしょうか。

まず考えられる方法が、車両保険を「エコノミータイプ」にすることです。車両保険には、補償される範囲の広い「一般タイプ」と、自転車にぶつかったときや自損事故のときなどは補償されない「エコノミータイプ」があります。「エコノミータイプ」は、補償される範囲は少し狭まってしまいますが、保険料の節約に有効です。

また、保険料の節約のために、車両保険の「免責金額」を見直すのも効果的です。免責金額とは、自己負担金額のことです。例えば、免責金額が10万円で、車の修理費が30万円かかったとき、自動車保険で補償されるのは20万円(30万円-10万円)ということになります。
免責金額は、高く設定するほど保険料の節約につながります。自動車保険の保険料を安くしたいときは、検討してみてください。

まとめ

まとめ

自動車保険には、外してはいけない補償もある一方で、「年齢条件」「運転者の条件」「車両保険」など、見直し可能なポイントもあります。自動車保険の見直しは、保険料の節約に効果的です。ぜひ、定期的に自動車保険の見直しをして、現在の自分に最適な補償を選ぶようにしてください。

自動車保険を節約したいときは、コスモにご相談ください。お問い合せは、こちらからどうぞ。  

筆者プロフィール

筆者プロフィール

imarina

ライター。1987年生まれ。広島大学教育学部卒業後、教育現場で勤務しながらフリーライターとして旅行、暮らしなどに関する執筆を手がける。
趣味は旅行とアウトドア。現在の愛車は、トヨタ・パッソ。

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