コスモ車検
2023.07.12
車検に通るバイク用ミラーとは?
車検時に気をつけたい、バイクのミラーとは?
バイクを車検に通す際、ミラーの確認も忘れずに行いましょう。バイクのミラーは、ヘッドライトやマフラーなどとは違い、見過ごしがちな部品です。バイクを車検に通す前に、本記事をご覧ください。
車検に合格するバイクのミラーとは?
まずは、バイク車検に合格するミラーの基準を紹介します。ここで紹介するのは、2007年(平成19年)1月1日以降に製造されたバイクと、2005年(平成17年)1月1日以降に型式を認定されたバイクとなります。
■ミラーの面積
バイクの鏡面の面積は、69平方センチメートル以上必要です。ミラーが円形の場合は、直径94mm以上150mm以下が保安基準に適合するサイズです。円形以外のミラーは、120mm×200mm(200mm×120mm)未満で、直径78mmの円が収まるサイズであることが求められます。
■ミラーの取り付け位置
製造年月や型式に関わらず、ミラーは左右に取り付けることが義務付けられています。左側だけ外しているライダーを稀に見かけますが、保安基準ではNGです。また、ミラーはハンドルの中心から280mm以上外側に取り付けることも定められています。
■ミラーの構造
ミラーの形状や固定方法も、保安基準では定められています。知らず知らずのうちに、違法改造をしないよう気をつけましょう。
・歩行者に接触した際、危害を与えない形状であること
・歩行者に接触した際、衝撃を緩和する構造であること
・運転者が通常の運転位置において、容易に調節可能であること
・バイクの左右外側線上50mの交通状況が確認できること
・鏡面に著しいひずみや、曇りまたはひび割れがないこと
転倒して鏡面が割れてしまうと、視認性が低下するだけでなく、歩行者に危害を与える可能性があるため、早めに交換しましょう。取り付け部を溶接して固定するのも、安全面の観点から禁止されています。補足としては、2006年(平成18年)12月31日以前に製造されたバイクと、型式の認定が2004年(平成16年)12月31日以前のバイクは鏡面の大きさ(面積・直径)の規定がありません。その他の基準は同じですので、製造年月と型式認定の時期には注意しましょう。
車検に通らないミラーを取り付けるとどうなる?
車検に通らないミラーを装着したまま走行すると、どんなデメリットがあるのでしょうか?「車検時だけ対応すればよいのでは?」と思うかもしれませんが、それはリスクを伴う判断となります。ここでは、車検に通らないミラーを使用するデメリットを紹介します。
■不正改造車として取り締まりの対象になる
バイクのミラーが保安基準に適合していないと、車検に通らないだけでなく、不正改造車として整備不良の対象になります。違法改造として取り締まられると、「6ヵ月以下の懲役、または30万円以下の罰金」が科せられます。ミラーの不正改造で取り締まられる事例は稀ですが、知らず知らずのうちに違反をしないよう注意しましょう。
■安全にバイクを運転できない
鏡面部分が小さすぎると、後方への視認性が劣り大変危険です。ミラーを鋭利に加工したり、溶接で固定したりするなどのカスタムは、歩行者をケガさせる恐れがあるため禁止されています。
バイク車検の通し方とは?
バイクを車検に通す方法は、費用面と信頼性を天秤に掛けながら検討しましょう。費用だけでみればユーザー車検が一番お得といえますが、ミラーをはじめ、保安基準に適合しているか自分で判断しなければなりません。ここでは、バイクを車検に通す方法を3つ紹介しますので、特徴を確認して自分に合った車検を選びましょう。
■ユーザー車検
ユーザー車検であれば、車検費用をもっとも抑えられます。保安基準に適合するように自分で整備すれば、大幅に車検費用を節約できます。自分で作業する自信がない方でも、事前にバイク屋などで点検を行い、自分で陸運局に持ち込むこともできます。とはいえ、整備状況によっては再検査になるなど、手間と時間が掛かる方法です。
■車検代行業者
ユーザー車検だと敷居が高く感じられる方は、車検代行業者へ依頼するとよいでしょう。ディーラー車検よりも費用を抑えたい方にはおすすめの方法です。保安基準に適合するよう、事前に点検整備を行ってから車検に臨んでもらえます。自分でバイクを陸運局に持ち込む必要もないため、手間と時間も省けます。
■ディーラー車検
バイク車検の中ではもっとも費用が高くなるものの、高い技術力と品質の高さが魅力です。車検に通すだけでなく、安全に走行するための予防整備も行うため、必然的に費用が割高になります。使用する部品もメーカー純正部品ですので、お金を掛けてでも、完璧な状態を維持したい方におすすめです。
日頃からバイクの整備に慣れている方は、ユーザー車検にチャレンジしてみましょう。車検業者での点検整備費用や、代行手数料を節約できます。反対に、普段からバイクの整備は業者にお任せしているという方は、安心してバイクに乗るためにも、車検のプロに相談しましょう。
まとめ
バイクの車検では、ミラーも点検対象となります。コスモのサービスステーションでは、バイクの点検整備も相談できます。お気軽にお問い合わせください。
車検に関するご相談は、こちらからどうぞ。
筆者プロフィール
moto
1986年生まれ。自動車整備学校を卒業後、板金屋を経て地元の整備工場で整備士として働く。車業界歴は7年。国内外の乗用車からカスタムカーまで、様々な車を整備してきた知識と経験が強み。整備士を離れた現在は、ライターとして中古車の選び方などを中心にメディアへ出稿。週末は子供と一緒に釣りやアウトドアを楽しんでいます。




