タイヤ販売・取付
2023.07.12
正しいホイールの選び方を解説
失敗しないホイールの選び方とは?
ホイールを交換することで、車の雰囲気がガラッと変わります。正しい選び方をすれば、車の運動性能も上がります。今回の記事では、ホイールの正しい選び方を紹介します。
ホイールに使用される素材とは?
まずは、ホイールの素材について解説します。一口にホイールといっても、素材の選び方で車の運動性能や燃費性能は変わります。見た目も大きく変わりますので、カスタマイズしたい方は、素材の選び方にも注目してみましょう。
■アルミ
アルミホイールは、一般的な車に標準装備されています。車種によっては、上位グレードのオプションパーツとして装着されていることもあります。スチールホイールよりもデザイン性が高く、軽い素材なため広く使用されています。スチールホイールからアルミホイールに交換すれば、燃費性能や走行性能の向上に期待できます。種類も豊富なため、選び方に悩んでいる方はアルミホイールから探しましょう。
■スチール
通称、鉄チンホイールとも呼ばれるスチールホイールは、ベースグレードの車に標準装備されています。安価で耐久性に優れており、クラック(割れ)が起こりにくい特徴があります。デメリットとしては、アルミホイールと比較して重いため、走行性能と燃費性能が劣ります。また、スチール製のホイールは、デザインが豊富でないこともデメリットといえます。
■カーボン
アルミホイールよりもさらに軽量なのが、カーボン製のホイールです。カーボンホイールは非常に軽く、燃費性能や走行性能がアルミホイールよりもさらに高まります。ただし、カーボンの加工は難しく、製造コストが高いため、非常に高価です。
■マグネシウム
マグネシウム製のホイールも、カーボンホイールと同様、運動性能に優れた軽量ホイールです。1分1秒を争うレーシングカーなどに使用されるため、強度は低く、衝撃や負荷を与えると損傷してしまいます。価格も非常に高額ですので、一部の高級車に採用される程度となります。
正しいホイールの選び方
ホイールの素材を確認していただいたところで、正しいホイールの選び方を紹介します。一般的な乗用車でホイールを交換する場合、性能と価格面でバランスの取れた、アルミホイールを軸に検討しましょう。素材以外の選び方は、以下で解説します。
■ホイールの構造を確認
ホイールの構造は、「1ピース」「2ピース」「3ピース」の3種類あります。構造の違いについては、以下の通りです。
1ピース構造・・・リムとディスクが一体式になっている
2ピース構造・・・リムとディスクの2つのパーツで構成されている
3ピース構造・・・外側リム、内側リム、ディスクの3つのパーツで構成されている
ホイールは、リム(外側部分)とディスク(車軸に固定している部分とリムの接続部分)
で構成されており、すべて一体になっているか、別々のパーツになっているかによって呼び名が変わります。1ピース構造は剛性が高く、スポーツモデルのホイールに使用されます。2ピースや3ピース構造は、リムとディスクを別々に製造できる利点があるため、デザインの自由度が高いというメリットがあります。ただし、パーツが別々になるほど製造の手間が掛かるため、価格も高くなります。
■ホイールのサイズを確認する
ホイールサイズの見方は、以下の例を参考にしてください。
15×61/2 J 5 114.3 50
15・・・リム径(インチ)
61/2・・・リム幅(インチ)
J・・・フランジ形状
5・・・ボルト穴数
114.3・・・P.C.D.(mm)
50・・・インセット(mm)
純正サイズと同じ規格を選べば間違いありませんが、インチアップなどサイズ変更をする場合は、ボルト穴数とP.C.D.の数値は純正と同じものを選びましょう。選び方に失敗すると、フェンダーにタイヤが干渉したり、フェンダーより外側にタイヤがはみ出したりします。保安基準に適合せず、車検に通らなくなりますので、注意が必要です。選び方に自信のない方は、タイヤのプロに相談しましょう。
ホイールを選ぶ際の注意点
タイヤのホイールは、頻繁に交換するパーツではないため、買い替えるとき、選び方に悩んでしまうことがあるかもしれません。ここでは、ホイールを交換するときに気をつけたい、大切な注意点を紹介します。
■ホイールが保安基準に適合していること
ホイールを選ぶ際は、ホイールのデザインはもとより、本記事で紹介した「素材」「構造」「サイズ」など、さまざまな要素を加味して検討します。性能や価格を考慮して、自分に合ったホイールを選びましょう。その際、ホイールが保安基準に適合していることが第一条件となります。保安基準に適合していないホイールを使用すると、車検に通らないだけでなく、違法改造で取り締まりの対象になります。知らず知らずのうちに違反をしないためにも、ホイール選びはプロに相談しましょう。
まとめ
ホイールの選び方は、車に詳しくないと失敗する可能性があります。ホイールを交換する際は、タイヤのプロが在籍するコスモのサービスステーションにご相談ください。
タイヤ販売・取付に関するご相談は、こちらからどうぞ。
筆者プロフィール
moto
1986年生まれ。自動車整備学校を卒業後、板金屋を経て地元の整備工場で整備士として働く。車業界歴は7年。国内外の乗用車からカスタムカーまで、様々な車を整備してきた知識と経験が強み。整備士を離れた現在は、ライターとして中古車の選び方などを中心にメディアへ出稿。週末は子供と一緒に釣りやアウトドアを楽しんでいます。