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車検に通るヘッドライトとNG例を紹介

車検に通るヘッドライトとNG例を紹介

車検に通るヘッドライトとは?

車検の際、ヘッドライトの不備で検査に合格しないことがあります。カスタム車でなくても、ヘッドライトが原因で、車検に不合格になる可能性は大いにあります。本記事では、車検時のヘッドライトについて解説します。

目次

ヘッドライトの測定方法とは?

ヘッドライトの測定方法とは?

ヘッドライトの測定方法は、2015年9月1日を境に変更になりました。これまで、ハイビームで測定していたヘッドライト検査が、ロービームでの測定に変更になったのです。新しい検査基準により、車検に通らなくなったケースもありますので、まずは新旧比較をご覧ください。

■旧基準のヘッドライト測定方法

測定対象:ハイビーム
光軸の位置:照らす方向が同じであること
光度:最も明るい部分が1mと10mで変わりがないこと
色味:黄色、白色

■新基準のヘッドライト測定方法

測定対象:ロービーム
光軸の位置:前方10mを照らしたときに、エルボー点が規定の位置にあること
光度:1灯につき6,400カンデラ以上
色味:白色(2005年12月31日以前に登録された車は黄色でも可)

車検で確認するヘッドライトの検査項目

車検で確認するヘッドライトの検査項目

続いては、車検時に確認するヘッドライトの検査項目についてご紹介します。大きく3つの項目に分けて、車検時に確認する検査項目を確認していきましょう。

■光度や色味

ヘッドライトの明るさは、1つのライトに対して6,400カンデラ以上必要です。旧基準のように、ライトやバルブそのものを測定する訳ではなく、測定用のリフレクターに反射した光量を測定します。また、色味は白色に統一されていますので、目安として3,500~6,000ケルビンのバルブをおすすめします。ケルビンの数値が大きいほど青白くなり、低いほど黄色くなります。色味に関しては、検査官の判断による要素が大きいので、必ず車検対応品を取り付けましょう。社外品のヘッドライトやバルブに交換する際は、これらの点に注意して購入してください。

■光軸と照射範囲

ヘッドライト検査の新基準では、対向車の視界を遮らないよう、カットオフラインと呼ばれる照射範囲が定められています。前方10mを照らしたときに、右側上部への照射を避け、歩道側となる左側の視認性確保が求められます。ヘッドライトの照射範囲や光軸は、自分でヘッドライトを交換したり、車をぶつけたりしたときの衝撃でズレてしまいます。車検に落ちる可能性が高い部分ですので、必ず車検専門業者に調整を依頼しましょう。

■点灯状態とヘッドライトの状態

基本的なことですが、バルブ切れによる点灯不良のままでは車検に通りません。左右で色味や明るさが異なるのもNGです。また、ヘッドライトに黄ばみや曇りがある場合も、光量が足りなくて不合格になる可能性があります。さらに、ヘッドライト本体に割れや大きな傷がある場合も、車検に通りません。バルブを交換する場合は、左右セットで交換する、日頃からこまめな洗車をするなど、ヘッドライトを綺麗に保つよう心掛けましょう。

車検に落ちるヘッドライトの特徴

車検に落ちるヘッドライトの特徴

ここからは、車検に落ちてしまうNG例をご紹介します。カスタムしていなくても車検に落ちてしまうヘッドライトの特徴を説明しますので、自分の車が該当しないか、車検前にチェックしておきましょう。

■ヘッドライトの黄ばみや曇り

車を洗車せずに放置していると、ヘッドライトが黄ばんできます。日当たりの悪い屋外駐車場の場合は、コケなども付着します。反対に日当たりの良い駐車場だと、紫外線の影響でヘッドライトが焼けて曇ってきます。近年のヘッドライトは、ポリカーボネートの樹脂製が主流ですので、軽くて丈夫な反面、紫外線や熱に弱い特徴があるのです。また、走行中の砂ぼこりの影響で、ヤスリで擦ったような傷もつきやすく、光量不足の原因になります。ヘッドライトの黄ばみや曇りを防ぐためにも、ヘッドライトコーティングを定期的に行いましょう。

■車検非対応のヘッドライトやバルブを使用

メーカー推奨ではない社外品のバルブに交換した場合、車検に対応していない可能性があります。ドレスアップ目的のバルブや、海外製の安価なバルブに交換した場合は、特に注意が必要です。また、ドレスアップ目的でレンズに色味をつけたヘッドライトなどは、車検に通りません。スモーク(半透明の黒)であっても、光量不足になる可能性があるため、必ず車検対応品を選ぶことが重要です。社外品のバルブやヘッドライトに交換する際は、車検の基準に対応している製品を選びましょう。自分で判断がつかない場合は、車検の専門業者に相談し、プロに取り付けまで依頼することをおすすめします。

まとめ

まとめ

車検に通るヘッドライトの基準や、不合格になる例を紹介してきました。車検時に慌てないよう、事前に車検業者にヘッドライトの状態を確認してもらいましょう。車検に関するご相談は、コスモのサービスステーションにご連絡ください。
車検に関するご相談は、こちらからどうぞ。  

筆者プロフィール

筆者プロフィール

moto

1986年生まれ。自動車整備学校を卒業後、板金屋を経て地元の整備工場で整備士として働く。車業界歴は7年。国内外の乗用車からカスタムカーまで、様々な車を整備してきた知識と経験が強み。整備士を離れた現在は、ライターとして中古車の選び方などを中心にメディアへ出稿。週末は子供と一緒に釣りやアウトドアを楽しんでいます。

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