自動車保険
2023.02.14
台風で車が破損!車両保険は使えるのかな?
車両保険で台風に備えられる?
台風で車が故障した!そんなとき、車両保険は使えるのでしょうか?また、台風で車に損害を受け、車両保険を使ったときに受け取ることのできる保険金はどれくらいなのでしょうか?
車両保険って何?
■自動車保険の補償内容
自動車保険には、加入が義務づけられている「自賠責保険」と任意で加入する「任意保険」の2種類があります。任意保険では、加入する際に自分に必要な補償内容や限度額を契約者自身が選択することになっています。しかし、「自分で補償内容を選ぶといっても、どんな補償が必要かわからない」という方もいるでしょう。
調べてみたところ、任意保険の補償のうち、「対人賠償保険」「対物賠償保険」「人身傷害補償保険」はほとんどの方に選ばれているようです。「対人賠償保険」は事故の相手のケガや死亡に対する治療費や慰謝料を、「対物賠償保険」は事故で壊れた他人の物の修理費などをそれぞれ補償するものです。また、「人身傷害補償保険」では、自分自身や同乗者のケガの治療費などを補償します。
■車両保険とは
任意保険の基本の補償内容は「対人賠償保険」「対物賠償保険」「人身傷害補償保険」ですが、ここには自分の車の修理費に対する補償が含まれていません。自分の車の修理費の補償を受けるには、「車両保険」をつける必要があります。
車の修理費は、かなり高額になることも珍しくありません。もしもの事故で車が破損し、修理に多額の費用がかかって困ることのないように、ぜひ車両保険に加入して備えておきたいですね。
■車両保険には「一般型」と「エコノミー型」がある
自動車保険に加入するとき、「車両保険をつけると保険料が高くなってしまうので、車両保険をつけるかどうか迷う…」という方もいるでしょう。
実は、車両保険には、補償範囲の広い「一般型」と、補償範囲が限定された「エコノミー型」の2種類があります。エコノミー型の場合、単独事故や自転車との接触などは補償の対象外となりますが、その分、一般型よりも保険料が安くなります。「車両保険はつけたいけれど、保険料は抑えたい」というときは、「エコノミー型」の車両保険を選ぶとよいでしょう。
台風で車が被害を受けたら、車両保険は使える?
■台風による破損の場合、車両保険は使える
日本では、夏から秋になると、毎年のように台風がやってきて被害をもたらします。「台風で飛ばされてきた物が車にぶつかって、車に傷がついてしまった」「台風に伴う大雨で、車が水没してしまった」そんなとき、車両保険は使えるのでしょうか?
調べてみたところ、台風によって車に損害を受けた場合は、車両保険の補償の対象となるようです。これは、「一般型」の車両保険だけでなく、「エコノミー型」の車両保険でも同様です。ちなみに、台風以外の自然災害では、大雨や大雪、洪水、竜巻、落雷、高潮なども車両保険の補償の対象となります。
■車両保険により受け取ることのできる保険金はいくら?
台風により車に損害を受け、車両保険を使った場合、いくらくらいの保険金を受け取ることができるのでしょうか?調べてみたところ、車両保険の保険金額(支払われる保険金の限度額)は、一般的に、契約時の車の時価相当額で設定されるようです。
ところで、車両保険に加入する際は、「免責金額」を設定することがあります。免責金額とは、車の修理費等のうち契約者が自己負担する金額のこと。免責金額を設定することで、保険料を抑えることができます。
ここで、保険金額が150万円、免責金額が10万円の車両保険に加入している場合について考えてみましょう。台風による被害で車が破損し、修理費が100万円かかったとすると、受け取ることができる保険金は90万円(100万円-10万円)です。
では、台風で破損した車の修理費が保険金額を上回る場合はどうなるのでしょうか?実は、この場合は、免責金額を設定していても自己負担はなく、保険金額の全額が支払われるといいます。つまり、このとき受け取ることのできる保険金は150万円ということになります。
■台風で車両保険を使うと、等級はどうなる?
自動車保険では、事故リスクに応じた保険料を算出するため、「等級」というしくみを採用しています。例えば、1年間保険を使わなければ、翌年の等級は1つアップ。反対に、事故などで保険を使うと、翌年の等級は1または3つダウンします。等級が高くなるほど、保険料は安くなります。
調べてみたところ、台風で車両保険を使う場合、翌年の等級は1つダウンするとのことでした。車両保険を使うときは、事前に「保険を使うのが本当に得なのか」を吟味する必要がありそうです。
まとめ
車両保険に加入すれば、台風での車の損害にも備えられます。日本は、台風や大雨などの自然災害の多い国です。任意保険に加入する際は、ぜひ車両保険をつけることも検討してみましょう。
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筆者プロフィール
imarina
ライター。1987年生まれ。広島大学教育学部卒業後、教育現場で勤務しながらフリーライターとして旅行、暮らしなどに関する執筆を手がける。
趣味は旅行とアウトドア。現在の愛車は、トヨタ・パッソ。