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車検に通るポジションランプとは?注意点を解説

車検に通るポジションランプとは?注意点を解説

ポジションランプは車検にどんな影響がある?

ポジションランプは、自分でも交換できる部品の一つです。しかし、ドレスアップを目的とした、社外品やLEDポジションランプは注意が必要です。それは、車検に通らなくなることがあるからです。今回は、車検に通るポジションランプについて解説します。

目次

ポジションランプはどんな部品?

ポジションランプはどんな部品?

ポジションランプと聞いて、どんな部品を思い浮かべますか? ポジションランプがどんな部品かよく分からないという方のために、ポジションランプの特徴と役割を解説します。

■ポジションランプは車幅灯のこと

ポジションランプは、車幅灯やスモールランプとも呼ばれます。ヘッドライトの一番外側に位置するランプのことで、車の存在を周囲へ知らせる役割をします。リアのスモールランプとも連動しており、ウインカーレバー先端のダイヤルを1段階回すと点灯します。また、多くの国産車は「T10」規格のポジションランプを使用しています。規格が合わないと点灯しませんので、ポジションランプを購入する際は規格に気をつけましょう。

ポジションランプの保安基準とは?

ポジションランプの保安基準とは?

取り付けが簡単で、カスタムしやすいポジションランプは、保安基準から外れやすい部品でもあります。保安基準に適合しないと、車検に通らないだけでなく、整備不良で取り締まりの対象になります。ここでは、車検に関わるポジションランプの保安基準について紹介します。

■ポジションランプの明るさや色の基準

ポジションランプには、光源と光度の基準があります。ポジションランプが暗すぎると、視界不良で事故につながります。また、明るすぎてもポジションランプとしての役目を果たせず、車検に通りません。車検に通るポジションランプの基準については、以下の通りです。

・光源

平成17年12月31日以前に製造された車は5W以上
平成18年1月1日以降に製造された車は5W以上30W以下

・光度

300cd以下

・色

平成17年12月31日以前に製造された車は白色、燈色、淡黄色
平成18年1月1日以降に製造された車は白色
※ウインカー、ハザードランプ、側方灯と構造上一体になっている場合、兼用になっている場合は橙色でも保安基準を満たす

■ポジションランプの取り付け位置の基準

ポジションランプが適正な位置に取り付けられていないと、視界が悪くなって事故につながる可能性があります。正しい取り付け位置がありますので、以下をご確認ください。

・高さの取り付け位置

平成8年1月31日以前に製造された車は、ランプ中心の高さが地上から2m以下
平成17年12月31日以前に製造された車は、ランプの上縁の高さが地上から2.1m以下
平成18年1月1日以降に製造された車は、ランプの上縁の高さが地上から2.1m以下で、ランプの下縁の高さが地上から0.35m以上

・横の取り付け位置

自動車の最外側から400mm以内

■ポジションランプの個数や大きさの基準

ポジションランプの大きさと個数に関しても、明るさの影響で基準が設けられています。カスタムする際は、以下の基準を参考にしましょう。

・個数

平成18年1月1日以降に製造された車は、2個または4個(左右対称に取り付けること)

・大きさ

15平方cm以上の大きさ

LEDポジションランプの注意点

LEDポジションランプの注意点

ポジションランプのカスタマイズで、LEDに変更する方は要注意です。社外品のLEDポジションランプによっては、車検に通らない可能性があります。ここでは、LEDポジションランプを取り付ける際の注意点を紹介します。

■LEDは色選びに注意

LEDはケルビン(色温度)の数値が高くなるにつれて、電球色から青味がかった発光をします。単位は「K」で、白熱電球に近い色味が好みの方は3,000K、真っ白い発光が好みであれば5,000Kあたりを選びましょう。青味がかった色が好みの方は、6,500K程度のLEDになりますが、車検時の判断が検査官によって分かれます。ポジションランプの色味が青色と判断された場合は、車検に通らないため注意が必要です。LEDポジションランプに変更する際は、車検対応品か確認してから購入しましょう。また、消費電力の低いLEDポジションランプですが、狭いカバー内では熱がこもりやすくなります。熱対策としてヒートシンク付きのLEDポジションランプを選ぶと安心です。

■車検が心配な方は車検のプロに相談

ポジションランプの交換に不安がある方は、車検のプロに交換を依頼しましょう。初心者が自分で取り付けると、車検に通らず二度手間になったり、取り付けに失敗して故障したりする可能性があります。車検を行っている業者であれば、車検に通るポジションランプを選んでくれます。取り付けが簡単な分、他の作業に比べて工賃も割安ですので、プロに依頼して確実に作業してもらいましょう。

まとめ

まとめ

ポジションランプの交換は、初心者でもできる簡単なカスタムです。青味がかったLEDポジションランプにすれば、クールな印象になります。しかし、車検に通らない可能性があるため要注意です。車検のことで分からないことがあれば、お近くのコスモのサービスステーションにご相談ください。
車検に関するご相談は、こちらからどうぞ。  

筆者プロフィール

筆者プロフィール

moto

1986年生まれ。自動車整備学校を卒業後、板金屋を経て地元の整備工場で整備士として働く。車業界歴は7年。国内外の乗用車からカスタムカーまで、様々な車を整備してきた知識と経験が強み。整備士を離れた現在は、ライターとして中古車の選び方などを中心にメディアへ出稿。週末は子供と一緒に釣りやアウトドアを楽しんでいます。

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