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タイヤの硬度計って何?正しい使い方を解説します

タイヤの硬度計って何?正しい使い方を解説します

タイヤの硬度計とは?使い方と役割を紹介

タイヤの硬度計は日常生活で目にする機会がなく、聞いたことがないという方もいるのではないでしょうか。今回の記事では、主にタイヤの専門業者が使用する、タイヤの硬度計の使用方法や必要性について解説します。

目次

タイヤ硬度計の必要性とは?

タイヤ硬度計の必要性とは?

タイヤの硬度計は、読んで字のごとく、タイヤの硬さを測定する機器。タイヤのトレッド面に硬度計を押し当てると針が動いて、タイヤの硬さを示してくれます。硬度計は、特にスタッドレスタイヤの安全性をチェックするときに欠かせません。シーズン中しか使用しないため、保管方法によっては硬化していることがあるからです。硬くなったスタッドレスタイヤは、凍結路面や積雪路でグリップ力を発揮しません。タイヤの溝が残っていたとしても、劣化して硬化しているタイヤは早めに交換する必要があります。車を安全に使用するためにも、硬度だけではなく、以下に紹介するタイヤの点検方法も併せてチェックしてください。

■安全に走行するためにタイヤ点検は必要不可欠

タイヤは必ず定期的に点検してください。硬度計を用いた硬度のチェックをはじめ、空気圧や残溝も同時に点検しましょう。タイヤ点検の機器は、硬度計も含めて専門的なものが多いので、ガソリンスタンドやタイヤ専門店に依頼することをおすすめします。タイヤの安全性を保つためには、日常的な点検、定期的な点検が重要です。タイヤを保管する場合は、保管に適した環境を整えましょう。

タイヤ性能を発揮する重要なポイントをチェック

タイヤ性能を発揮する重要なポイントをチェック

タイヤは、適正空気圧を維持し、定期的なタイヤローテーションを行うことで、ムラなく均等に摩耗していきます。保管方法に関しても、劣化しないよう、直射日光が当たらない風通しの良い場所を選んで管理しましょう。ここからは、タイヤの性能を最大限に発揮するためのポイントを紹介します。

■保管場所

どんなに高性能なタイヤでも、タイヤの保管場所が悪ければ劣化は早まります。タイヤの主成分はゴムなので、熱や紫外線に弱いという特徴があります。高温になりやすい日当たりの良い倉庫、直射日光が当たる庭などにタイヤを置くのは避けてください。特に、シーズン中しか出番のないスタッドレスタイヤは、風通しの良い冷暗所での保管が最適です。もしくは、タイヤの保管サービスや、レンタル倉庫の利用をおすすめします。保管前には、しっかりとタイヤの汚れを落とし、乾燥させた状態にしておきましょう。

■製造年月日

見た目には溝が多いタイヤでも、硬度計で計測すると、劣化して硬くなっていると分かることがあります。タイヤの劣化は、見た目だけで判断するのが難しいため、製造年月日も併せて確認しましょう。タイヤのサイドウォール(側面)に「2419」と刻印がある場合は、2019年の24週目(6月)が製造年月日です。「見た目が綺麗だから」「溝がたくさんあるから」と、見た目だけで判断せず、製造年月日を確認の上、硬度計で計測してタイヤの劣化の度合いを確認しましょう。

■ゴムの弾力

タイヤの溝が多くても、ゴムが経年劣化すると弾力がなくなり硬化します。タイヤのゴムが硬くなると、濡れた路面や雪道でスリップしやすくなります。スタッドレスタイヤの場合は、滑りやすい路面を噛む力が重要ですので、定期的に硬度計を使ってゴムの弾力をチェックしましょう。

目視でできるタイヤチェックとは?

目視でできるタイヤチェックとは?

硬度計をお持ちの方は、タイヤローテーションや空気圧チェックのタイミングに合わせて硬度を計測しましょう。しかし、硬度計を個人でお持ちの方は少ないでしょう。ここでは、ご自身の目で見てできる、日々のタイヤ点検の方法を紹介します。

■タイヤの残溝

一番分かりやすいのが、タイヤの残溝を確認する方法です。残溝が1.6mm以下になるとスリップサインが現れ、使用の限界を知らせてくれます。スタッドレスタイヤの場合は、プラットホームというサイン(新品から50%減)が現れ、機能が十分発揮できない状態を示します。どちらのサインも限界値のお知らせなので、早めのタイヤ交換をおすすめします。硬度計で正常値を示したとしても、残溝が少ない状態で走行すると、雨の日の走行や積雪路でのグリップ力が大幅に低下します。燃費性能にも大きく影響を与えるので、早めにタイヤを交換したほうが、長い目でみると経済的でしょう。

■タイヤのひび割れ

タイヤのひび割れは、経年劣化でゴムの弾力が失われた状態を示しています。ゴムの伸縮性が低下すると、路面からの衝撃吸収性能も低下します。ひび割れが原因でバーストにつながる可能性もあり、放置するのは大変危険です。タイヤにひびが入りはじめたら、たとえ細かいひび割れであっても、タイヤ点検をこまめに行いましょう。

まとめ

まとめ

タイヤの硬度計を使用すれば、タイヤの弾力性を正しく判断できます。タイヤ点検には、タイヤの硬さ以外にも空気圧や残溝といった、さまざまな判断基準があります。自分で点検する自信がない方は、お近くのコスモのサービスステーションにご相談ください。
タイヤ販売・取付に関するご相談は、こちらからどうぞ。  

筆者プロフィール

筆者プロフィール

moto

1986年生まれ。自動車整備学校を卒業後、板金屋を経て地元の整備工場で整備士として働く。車業界歴は7年。国内外の乗用車からカスタムカーまで、様々な車を整備してきた知識と経験が強み。整備士を離れた現在は、ライターとして中古車の選び方などを中心にメディアへ出稿。週末は子供と一緒に釣りやアウトドアを楽しんでいます。

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