キズ・ヘコミ
2023.01.12
愛車についた白い擦り傷は自分で直せる?
車についた白い擦り傷を消す方法とは?
丁寧に扱っていても、ちょっとした油断で車に擦り傷をつけてしまう、ということはよくあります。知らないうちに、白い擦り傷がついていることもあります。今回は、車についた白い擦り傷を修理する方法について解説します。
車に白い擦り傷がつく原因とは?
知らず知らずのうちに、白い擦り傷が車についていることがあります。なぜ、車のボディに白い擦り傷がつくのでしょうか?ここでは、白い擦り傷がつく原因を紹介します。
■飛び石
車をぶつけた覚えがないのに、バンパーやボンネットに白い擦り傷がついているときは、飛び石の可能性があります。飛び石は、点状の傷になるケースが一般的ですが、大きな石に接触した場合は、白い擦り傷として残ることがあります。飛び石の場合は、擦り傷以外にもへこみ傷が同時につきます。
■物をぶつける
車を乗り降りする際、時計やブレスレットを車にぶつけることで、白い擦り傷がつきます。ドアノブ周辺の白い擦り傷は、爪で引っかくとつくことがあります。自転車のブレーキレバーが接触することでも、白い擦り傷がつきますので、駐輪場に隣接する駐車場などでは注意が必要です。
■障害物にぶつかる
走行中に、歩道のポールやガードレールに接触することで、白い擦り傷がつきます。道路にはみ出した街路樹の枝なども、擦り傷の原因になります。走行中に障害物にぶつかると、深くて大きな擦り傷になります。
■いたずら
駐車中に、硬貨や鍵などでつけられる傷も、白い線傷として残ります。いたずらで故意につけた傷は、非常に目立ちます。
■自然災害
台風などの強風の影響で、飛来物に接触するケースもあります。折れた木の枝や、倒れた自転車などが接触すると、大きな傷となって残ります。
自分で擦り傷を修理する方法
小さな擦り傷であれば、自分でも修理できます。塗装膜の上(クリア層)についた白い擦り傷は、コンパウンドで磨くだけでも綺麗になります。カー用品店に足を運べば、たくさんの補修グッズが売られていますので、DIY初心者向けの補修キットからはじめてみましょう。ここでは、車についた白い擦り傷の修理方法をご紹介します。まずは、目立たない箇所の傷からチャレンジしてみましょう。
■修理箇所を水で洗う
まずは、修理する部分を水で綺麗に洗います。ホコリや汚れがついたまま作業を行うと、余計に傷が悪化する可能性があります。汚れがついたままでは、作業効率も下がるため、丁寧に洗いましょう。
■傷の部分をコンパウンドで磨く
綺麗なスポンジにコンパウンドをつけて、白い擦り傷がついた部分を磨きます。力を入れすぎずに、傷に沿って細かく動かすように磨きましょう。コンパウンドに含まれる研磨剤によって、白い擦り傷が徐々に消えていきます。
■細かいコンパウンドで仕上げる
白い擦り傷が徐々に消えてきたら、さらに細かいコンパウンドに変えて磨きます。粗目のコンパウンドから、細目のコンパウンドに少しずつ変えて磨くと、艶が出てきます。スポンジも目の細かさに応じて使い分けると、ムラなく綺麗に仕上げられます。
■最終仕上げ
仕上げには、液体コンパウンドを使用して磨きます。丁寧に磨くことで、鏡面のような仕上がりになります。その後、ワックスやカーコーティングを施工すれば、修復面の保護にもなります。仕上げ用には、目の細かいマイクロファイバークロスを使用しましょう。
自分で修理が難しい場合は修理のプロに相談
自分で修理する自信がない方や、下地が見えるような深い擦り傷の場合は、修理のプロに相談しましょう。自信がないまま作業してしまうと、余計に傷の状態が悪くなる可能性があります。傷の状態が悪化すれば、修理費用も割高になります。新車のような仕上がりを求める方についても、はじめから修理のプロに相談することをおすすめします。
■下地の見える深い傷は専門業者に相談
下地が見えている深い傷や、擦り傷の範囲が広い場合は、無理に自分で修理せずに、専門業者に相談しましょう。クリア層に付着した白い擦り傷程度であれば、コンパウンドで磨けば目立たなくできます。しかし、下地やカラー塗装膜が傷ついている場合は、磨くだけでは修復できません。擦り傷周辺を一度サンドペーパーで研磨し、パテで成形し直す作業が発生します。さらにへこみがある傷の場合は、ボディを引っ張り出して歪みを直す作業も行います。新車のように元通りにするには、高い技術力と豊富な知識が必要ですので、完璧に修復したい方は板金塗装のプロに依頼しましょう。
まとめ
車についた白い擦り傷は、車の色によっては目立ちます。車を大事に扱っていても、うっかりバンパーやドアを擦ってしまうことは、避けられません。浅い傷であれば、コンパウンドで磨けば目立たなくなります。自分で直す自信がない方は、お近くのコスモのサービスステーションへご相談ください。
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筆者プロフィール
moto
1986年生まれ。自動車整備学校を卒業後、板金屋を経て地元の整備工場で整備士として働く。車業界歴は7年。国内外の乗用車からカスタムカーまで、様々な車を整備してきた知識と経験が強み。整備士を離れた現在は、ライターとして中古車の選び方などを中心にメディアへ出稿。週末は子供と一緒に釣りやアウトドアを楽しんでいます。