車検
2023.01.12
後付けのフェンダーモールは車検に通る?
フェンダーモールは車検の合否に影響する?
フェンダーモールは、簡単に取り付けができることから、DIYカスタムの人気アイテムです。しかし、自分で取り付けたフェンダーモールは、車検に通るのでしょうか?車検への影響や、取り付け方法を解説します。
フェンダーモールとはどんなパーツ?
フェンダーモールというパーツ。名前だけは知っているけれども、具体的にどこの部分を示しているのか分からないという方も多いでしょう。まず、フェンダーモールの特徴を解説します。
■フェンダーモールの特徴
フェンダーモールとは、その名の通り、フェンダーに取り付けるモールのことです。フェンダーは、タイヤのちょうど真上にあるアーチ部分のことで、モールを両面テープやビスで固定します。フェンダーモールを取り付けることで、タイヤが巻き上げる泥汚れを抑制できます。他にも、フェンダーモールがアクセントとなり、見た目の印象が変わる効果もあります。車に詳しくない方でも、簡単に取り付けられることから、DIYにおすすめのカスタムです。実用性とドレスアップの両面で、カスタマイズできるのがフェンダーモールの魅力といえるでしょう。
フェンダーモールが原因で車検に通らない?
フェンダーモールは手軽にカスタマイズできる反面、取り付け方次第では、車検に通らない可能性があります。なぜ、フェンダーモールを取り付けることによって、車検に通らないのでしょうか?そんな疑問にお答えします。
■車検に通らないフェンダーモールとは?
フェンダーモールが原因で、車検に通らないパターンとして多いのが、車幅が変わってしまうケースです。車検証に記載されている車幅より、2cm以上広くなってしまうと、車検に通りません。左右合わせて2cm以上広くなってはいけないので、片側だけで1cm以内に納めないといけません。さらに、ナンバー登録の問題も頭に入れておかなければなりません。軽自動車の車幅が1,480mm以内、5ナンバーが1,700mm以内、それ以上は3ナンバーの区分になります。フェンダーモールを取り付けることで、ナンバーの区分が変わってしまう場合は、構造変更の手続きが必要です。ナンバー区分ギリギリの車幅の場合は、フェンダーモールの取り付けには十分注意しましょう。車検直前に慌てないよう、取り付け前に車のプロに相談しておくことをおすすめします。
正しいフェンダーモールの取り付け方とは?
先ほどは、フェンダーモールを取り付けることで、車検に通らない条件を紹介しました。しかし、車検に通る条件をクリアしていても、正しくフェンダーモールを取り付けないと、車検には合格しません。ここからは、正しいフェンダーモールの取り付け方を解説します。DIYでの取り付けに自信のない方は、専門業者などの車のプロに依頼しましょう。
■取り付け箇所を綺麗にする
車体へ確実に接着させるため、接着面の油分はしっかりと落としましょう。油分や汚れが付着したままだと、走行中に剥がれてしまう恐れがあります。フェンダーモールが確実に取り付けられていないと、車検時に指摘される原因にもなります。気温が低い日に取り付け作業を行う場合は、ドライヤーなどで温めながら作業を行うと、貼り付けやすくなります。
■フェンダーモールを取り付ける
車種専用のフェンダーモールであれば、取り付け箇所を綺麗にしたのち、そのまま貼り付けられます。車種ごとの専用設計ですので、自分でカットする必要もなく、初心者でも綺麗に取り付けが可能です。しかし、汎用品のフェンダーモールの場合は、自分で切って調整する必要があります。柔らかい素材でできていますので、自宅にあるハサミやカッターでカットできます。
■タイヤが車体からはみ出している場合の処置とは?
インチアップなどで、社外のアルミホイールに変更した場合などは、タイヤのはみ出しに注意しましょう。片側だけで1cm以上タイヤがはみ出している場合は、簡易的なフェンダーモールではなく、「オーバーフェンダー」といわれる施工が必要です。強度の関係上、両面テープではなく、ビスやボルトで固定して、容易に取り外せないような対策が求められます。完全に固定する場合は、リベット止めを行うケースもあります。先ほどもお伝えしたように、車幅によっては構造変更が必要です。構造変更には、陸運局に持ち込む手間や費用も掛かるため、初心者にはハードルが高いといえます。そのため、社外ホイールに交換する際は、車のプロに相談してから交換することをおすすめします。
まとめ
後付けのフェンダーモールは、取り付け方法によっては車検に通りません。場合によっては、構造変更も必要になります。愛車にフェンダーモールを取り付けることで、車検に通るか分からない場合は、コスモのサービスステーションにご相談ください。
タイヤ販売・取付に関するご相談は、こちらからどうぞ。
筆者プロフィール
moto
1986年生まれ。自動車整備学校を卒業後、板金屋を経て地元の整備工場で整備士として働く。車業界歴は7年。国内外の乗用車からカスタムカーまで、様々な車を整備してきた知識と経験が強み。整備士を離れた現在は、ライターとして中古車の選び方などを中心にメディアへ出稿。週末は子供と一緒に釣りやアウトドアを楽しんでいます。