キズ・ヘコミ
2022.12.14
サイドシルをぶつけたときの対処法と修理の流れを解説
サイドシルの修理方法と流れを解説
サイドシルとは、どのようなパーツなのでしょうか?サイドシルに傷がついた場合、修理はできるのでしょうか?今回は、サイドシルの役目について説明し、傷がついたときの対処法や修理の流れを紹介します。
サイドシルの役割と傷がついてしまう原因
サイドシルという名前を聞いて、ピンとこない方もいらっしゃるかと思います。まずは、サイドシルの役割や特徴を解説し、次に、サイドシルが傷ついてしまうシチュエーションを紹介します。
■サイドシルとはどんなパーツ?
ドアを開けたときに、下側に見える敷居となる部分をサイドシルと呼びます。英語を直訳すると、サイド(横)シル(敷居)という意味になります。サイドシルの高さを上げたり、幅を広くしたりすると車体の剛性は高まりますが、乗り降りがしづらくなります。そのため、車種ごとに剛性と乗降性のバランスを考慮した作りになっています。
■サイドシルに傷がつくシチュエーション
ドアの敷居の役目もあるサイドシルは、乗り降りする際に足が当たって擦れたり、荷物をぶつけて傷をつけたりしやすいパーツです。特に子供が多く乗り降りする車や、車高の高い車の場合、サイドシルに足を乗せる機会が多いため傷がつきやすくなります。サイドシルの外側については、走行中に障害物にぶつけることで、へこみや擦り傷の原因になります。普段は目立たないパーツですが、傷を放置すると見た目が悪いだけでなく、状態が悪化する可能性もあるため注意しましょう。
サイドシルに傷がついたら早めの修理が大切
ここでは、「サイドシルに傷がついてしまった」「すぐに修理は必要?」といった疑問にお答えします。サイドシルは目立たないパーツですが、放置しておくと修理が難しくなってしまうので、正しい対処法を理解しておきましょう。
■サイドシルの傷は修理のプロに相談
サイドシルに傷がついてしまったら、放置せずに早めに修理のプロに相談しましょう。車の塗装には防錆処理が施されていますが、傷がついたまま放置することで、錆の原因につながります。はじめは小さな塗装の割れであっても、水に触れやすいサイドシルの傷は、知らず知らずのうちにダメージが広がってしまいます。傷がついた当初であれば簡単な修理で済む傷も、傷のダメージが広がればその分、修理費用も高くなります。また、サイドシルは袋状の硬い鉄板でできたパーツなので、傷の状態がひどい場合は修理が困難になります。
■サイドシルにつく傷の種類
ここからは、サイドシルにつく代表的な傷を紹介します。傷の種類によって、修理方法や難易度が変わります。
・擦り傷
走行中や駐車中につきやすいのが、障害物に擦ることでついてしまう擦り傷です。「縁石」「ブロック塀」「ガードレール」などが、サイドシルの外側に触れることで傷がつきます。サイドシルの内側に関しては、砂利のついた靴などで乗り降りすると擦り傷がつきます。
・引っかき傷
擦り傷と同様に、障害物にぶつけた衝撃で引っかき傷がつきます。走行中は、道路わきに生えている木の枝などに要注意です。乗り降りする際は、荷物をぶつけると引っかき傷がついてしまいます。
・へこみ
擦り傷や引っかき傷だけでは済まない強い衝撃を与えると、サイドシルはへこんでしまいます。よくあるのは、駐車場で隣の車が開けたドアがぶつかったときの衝撃で、サイドシルがへこんでしまうケースです。
サイドシルの傷を防ぐ方法とは?
サイドシルは、どんなに慎重に運転をしていても、乗り降りする際に傷がつきやすいパーツです。そこで今回は、サイドシルを保護するパーツを紹介します。
■スカッフプレートの取り付け
スカッフプレートという金属製のプレートを取り付ければ、サイドシルに傷がつきにくくなります。純正オプションでも、メーカー名や車名が刻印された、スカッフプレートが用意されているケースもあります。ドレスアップ効果もありますので、傷を防止しながら見た目にもこだわりたい方におすすめです。
■傷防止フィルムを貼る
誰でも簡単にできる対策として、傷防止フィルムを貼る方法があります。車種ごとにカットされているものもあるため、DIY初心者でも簡単に施工可能です。カーボン調のフィルムもあるため、ドレスアップ効果もあります。あまり目立たせたくない方は、透明の傷防止フィルムを選びましょう。
■サイドシルガードの取り付け
オフロード車に乗っている方は、サイドシルガードもおすすめです。圧倒的な強度の高さは、未舗装路を走行する際に役立ちます。釣りやキャンプで河原を走行する方は、サイドシルガードで補強しましょう。取り付けることで、見た目もワイルドになります。
まとめ
サイドシルは修理が難しいパーツですので、なるべく傷をつけない対策を行いましょう。施工が簡単な傷防止フィルムを貼るだけでも、傷がつきにくくなります。すでにサイドシルに傷がついてしまって、修理を検討している方は、コスモのサービスステーションにご相談ください。
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筆者プロフィール
1986年生まれ。自動車整備学校を卒業後、板金屋を経て地元の整備工場で整備士として働く。車業界歴は7年。国内外の乗用車からカスタムカーまで、様々な車を整備してきた知識と経験が強み。整備士を離れた現在は、ライターとして中古車の選び方などを中心にメディアへ出稿。週末は子供と一緒に釣りやアウトドアを楽しんでいます。