自動車保険
2022.11.14
任意の自動車保険に加入。対人・対物は「無制限」を選ぼう
対人・対物は「無制限」がおすすめ!
対人賠償と対物賠償の限度額は「無制限」を選ぶとよいと聞いたことがあります。対人賠償と対物賠償の限度額を「無制限」にするべき理由とは?
自動車保険とは
■すべての車が加入する自賠責保険
自動車保険には、「自賠責保険」と「任意保険」の2種類があります。このうち、自賠責保険はすべての車に加入が義務づけられている保険です。自賠責保険に未加入の車で公道を走行すると、法律違反となってしまいます。
自賠責保険の補償内容は以下の通りです。
・相手のケガの治療費などの補償(被害者1名につき120万円まで)
・相手に後遺傷害を負わせた場合の補償(被害者1名につき最大4000万円)
・相手を死亡させた場合の補償(被害者1名につき最大3000万円)
■足りない補償は任意の自動車保険で補おう
自賠責保険の補償の対象となるのは、事故の相手がケガや死亡したときや、後遺障害を負った場合のみ。自分自身や同乗者のケガ、事故で壊れた物に対する補償は一切ありません。しかも、自賠責保険の補償額には限度があります。例えば、事故で相手に後遺障害を負わせたとき、自賠責保険で補償されるのは4000万円まで。それを超える損害賠償額を請求された場合、残りは自己負担となってしまいます。
そのため、足りない補償を補うために、任意保険への加入が求められます。私も、車の運転を始めた学生時代からずっと任意保険に加入しています。
任意の自動車保険の補償内容、どうやって選ぶ?
任意保険は、自分で必要な補償を選んで加入するようになっています。では、任意保険の補償はどのように選ぶとよいでしょうか?
■自動車保険の基本の補償内容
任意保険の補償内容にはどのようなものがあるのでしょうか?ぜひつけておきたい主な補償について調べてみました。
まずは、「対人賠償」です。対人賠償とは、事故で他人を死傷させてしまったときの補償です。車同士の事故だけでなく、歩行中の人を轢いてしまったときなども対人賠償の対象となります。ただし、対人賠償は「他人」を死傷させた場合の補償ですので、死傷させた相手が家族である場合は補償の対象外となるのでご注意ください。
次は、「対物賠償」です。対物賠償とは、事故で壊した他人の物に対する補償です。例えば、事故で相手の車を破損させたときや、ガードレールを壊してしまったときなどに保険金が支払われます。
「人身傷害」は、自分自身や同乗者のケガの治療費などを補償するというものです。自賠責保険や任意保険の対人賠償は、事故の相手のケガや死亡に対する損害賠償額を補償するもの。自分自身や同乗者の死傷については補償の対象外です。そこで、自分や同乗者のケガに備えるために、人身傷害をつけておく必要があります。
以上の「対人賠償」「対物賠償」「人身傷害」は、任意保険に加入する際にぜひつけておきたい基本の補償です。このほかに、「事故で壊れた自分の車に対する補償も欲しい」という場合は、「車両保険」もつけましょう。車両保険があれば、ほかの車との事故や自損事故などで車が壊れたとき、修理費が補償されるので安心です。
■対人と対物の「無制限」って?
補償の限度額があらかじめ決まっている自賠責保険とは異なり、任意保険では限度額を契約者自身が設定します。例えば、ある保険会社の場合、対人賠償は1000万円単位で設定できるようになっており、上限を「無制限」とすることもできるようになっていました。
もし、限度額を超える損害賠償を請求された場合、残りは自己負担となってしまいます。しかし、「無制限」の場合は限度額がないため、どんなに高額な損害賠償責任が生じた場合でもすべて保険金で賄うことができます。調べてみたところ、どの保険会社でも対人賠償や対物賠償は「無制限」を選ぶことができるようになっているようでした。
■対人・対物は「無制限」を選ぶと安心
「対人賠償や対物賠償の限度額には「無制限」があるけれど、そんなに高額な損害賠償になることはないのでは?」「対人賠償の限度額は、1億円くらいあればそれで十分なのでは?」とお考えの方もいるかもしれません。ですが、実際の交通事故の判例を見てみると、過去には1億円を超える損害賠償額が請求された事故も数多くあることがわかりました。中には、損害賠償額が数億円に上るケースもありました。
そういった事態に備えるためには、任意保険の対人賠償や対物賠償を「無制限」にしておくことが大切です。私も、自分自身の加入している自動車保険の補償内容を確認してみたところ、対人賠償と対物賠償の限度額は「無制限」に設定されていました。ぜひみなさんも、任意保険に加入する際は、対人賠償と対物賠償の補償限度額は「無制限」を選ぶようにしましょう。
まとめ
任意保険の対人賠償と対物賠償の限度額は、「無制限」を選ぶことも可能です。大きな事故を起こすと、多額の損害賠償額が請求されるケースもあるため、ぜひ対人賠償と対物賠償の限度額は「無制限」に設定しておきましょう。
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筆者プロフィール
imarina
ライター。1987年生まれ。広島大学教育学部卒業後、教育現場で勤務しながらフリーライターとして旅行、暮らしなどに関する執筆を手がける。
趣味は旅行とアウトドア。現在の愛車は、トヨタ・パッソ。