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車についたへこみ傷は自分で修理できる?

車についたへこみ傷は自分で修理できる?

愛車のへこみ傷を自分で修理する方法は?

車についたへこみ傷。「自分で修理できないものか?」誰でも一度は考えたことがあるでしょう。車のへこみ傷は、自分で修理できるのでしょうか? 本記事でお答えします。

目次

車についたへこみ傷は自分で直さない方がよい?

車についたへこみ傷は自分で直さない方がよい?

狭い駐車場や、狭い道路で何かにぶつかると、車にへこみ傷がつきます。また、走行中の飛び石によって、小さなへこみ傷がつく場合もあります。へこみ傷がつくと、見た目にも悪く、塗装が剥がれている場合は錆の原因にもなります。ここでは、へこみ傷を自分で修理するケースと、業者に修理を依頼するケースを解説します。まずは、一般的なへこみ傷を修理する方法を紹介しましょう。

■専門業者のへこみ傷の修理方法

へこみ傷を修理するには、高い技術力に加え、板金修理用の専門工具や塗装ブースなどが必要です。へこみ傷はハードルの高い修理なので、自信がない方は、修理のプロに相談しましょう。へこみ傷の度合いや、修理業者によって多少の違いはありますが、修理方法は以下の通りです。

【へこみ傷を修理する流れ】

1.へこんでいる傷の確認
2.へこみ傷を専用工具で外側に叩き出す(引っ張り出す)
3.修復部分の塗装を研磨する
4.研磨した部分にパテ付けを行う
5.車に合わせて塗料の調色を行う
6.塗装しない部位にマスキングを行う
7.修復箇所の塗装を行う
8.塗料が乾燥したら、仕上げに最終磨きを行う

■専門業者に修理を依頼するメリット

熟練の職人が車の修理を行うため、どんなに複雑なへこみ傷でも、新車のように修復します。へこみ傷の状態によって、使用する工具を変えながら、長年の経験を頼りに修理していきます。素人が自分で修理すると、綺麗にへこみ傷を直せないどころか、余計に傷が目立ってしまうことも多いものです。

■専門業者に修理を依頼するデメリット

専門業者に依頼するデメリットは、高額な修理費用がかかることです。どんなに小さなへこみ傷でも、数万円はかかってしまいます。また、車を預けて修理を行うため、直るまでに時間がかかります。

へこみ傷は自分で修理できる?

へこみ傷は自分で修理できる?

車のへこみ傷は、可能であれば専門業者に修理を依頼する方が安心です。しかし、「少しでも修理費用を抑えたい」という方のために、自分で車のへこみ傷を修理する方法を紹介します。はじめて作業する方は、目立たない箇所で試してみましょう。

■へこみ傷をパテで埋める方法

まずは、へこみ傷をパテで埋めてしまう方法を紹介します。えくぼのような小さなへこみ傷であれば、無理に引っ張り出さずに、パテで埋めてしまうのも一つの手です。

【へこみ傷のパテ埋めする流れ】

1.へこみ傷周囲の汚れを落とす
2. 耐水ペーパーでへこみ傷周辺を研磨する
3. シリコンオフで汚れを拭き取る
4. 補修箇所にパテを塗る
5. 平らになるよう耐水ペーパーでパテを研磨する
6. シリコンオフで汚れを拭き取る
7. 補修箇所周辺をマスキングする
8. サフェーサー(下地塗料)を塗装する
9.補修箇所と周辺の段差がなくなるよう耐水ペーパーで研磨する
10. シリコンオフで汚れを拭き取る
11. 補修箇所周辺をマスキングする
12. メーカー純正カラーのスプレーで塗装する
13. 一週間ほど乾燥させる

■へこみ傷を吸盤式工具で引っ張る方法

ボンネットやトランクなど、比較的平面についたへこみ傷であれば、吸盤式工具で引っ張り出すという修理方法もあります。とはいえ、完全に元通りにするのは難しく、車の「角部」「曲面」「複雑なへこみ」などには向いていません。

【へこみ傷引っ張り出す流れ】

1. シリコンオフで油分を拭き取る
2.お湯やドライヤーでへこみ部分を熱する
3.へこみ部分が十分に温まったら吸盤式工具で引っ張る

※熱された部分を触ると火傷する恐れがあるため、注意して作業しましょう。

自分でへこみ傷の修理をするメリットとデメリット

自分でへこみ傷の修理をするメリットとデメリット

自分で愛車のへこみ傷を修理できれば、大幅に修理費用を節約できます。しかし、自分で修理する場合、熟練の専門業者のような仕上がりは期待できません。ここからは、自分でへこみ傷の修理を行うメリットとデメリットを紹介します。

■自分で修理するメリット

自分でへこみ傷の修理をすれば、専門業者に依頼するよりも大幅に安く済ませられます。目立たない部分であれば、少々仕上がりが悪くても問題ないという方には、DIYがおすすめです。

■自分で修理するデメリット

自分でへこみ傷の修理をするデメリットは、新車のような仕上がりにならないことです。傷の修理技術の習得には長年経験を積む必要があります。傷の修理方法を理解したとしても、実際に修理を行ってみると、簡単にできるものではありません。素人が下手に手を出すと、余計に傷が目立ったり、修理費用が割高になったりしてしまいます。自信のない方は、はじめから専門業者に相談しましょう。

まとめ

まとめ

自分でへこみ傷の修理ができれば、修理費用を抑えられます。しかし、自分で修理するリスクも考慮して、検討しましょう。修理に少しでも自信がない方は、お近くのコスモのサービスステーションにご相談ください。

キズ・ヘコミに関するご相談は、こちらからどうぞ。  

筆者プロフィール

筆者プロフィール

moto

1986年生まれ。自動車整備学校を卒業後、板金屋を経て地元の整備工場で整備士として働く。車業界歴は7年。国内外の乗用車からカスタムカーまで、様々な車を整備してきた知識と経験が強み。整備士を離れた現在は、ライターとして中古車の選び方などを中心にメディアへ出稿。週末は子供と一緒に釣りやアウトドアを楽しんでいます。

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