キズ・ヘコミ
2022.10.13
車のプラスチックパーツの傷は自分で修理できる?
車のプラスチックパーツについた傷を直す方法は?
車の部品には、さまざまなプラスチックパーツが使われています。プラスチックについた傷は、どのように修理するのでしょうか? また、プラスチックの傷は、自分で直せるのでしょうか? そんな疑問にお答えします。
車のプラスチックパーツとは?
まずは、車にどれだけのプラスチックパーツが使用されているか、確認しておきましょう。以下に、代表的な車のプラスチックパーツを紹介します。
【主な車のプラスチックパーツ】
・バンパー
・フェンダーモール
・ダッシュボード
・内張
プラスチックパーツは、内装を中心にさまざまなパーツに使用されています。プラスチックは簡単に傷がつきやすく、劣化すると白くなるという特徴があります。なぜ、傷つきやすいプラスチックパーツが、車に多く用いられるのか、次の項で解説します。
■車にプラスチックパーツを使用する理由
車で使用されるプラスチックパーツは、主にPP(ポリプロピレン)といわれる素材を利用しています。成形性に優れており、安価に加工できるという利点があるため、多くの車に採用されています。また、頑丈で粘り強い特性から、バンパーなどの外装部品にも使われます。デメリットとしては、傷がつきやすかったり、経年劣化の影響で白っぽくなる現象(白化)が起きる点です。
プラスチックについた傷は自分で修理できる?
プラスチックパーツを自分で修理するには、高い技術力と専門知識が必要です。以下に、代表的なプラスチックパーツの修理方法をご紹介しますので、自分でできそうか確認しておきましょう。
【プラスチックパーツの傷を修理する流れ】
1.傷の場所を確認する
2.修復部分をサンドペーパーで研磨する
3.研磨した部分にパテ付けを行う
4.塗装しない部位にマスキングを行う
5.修理箇所の色味に合わせて塗装を行う
6.塗装部分を乾燥させる
自分でプラスチックパーツの修理を行えば、修理費用を大幅に減らせます。プラスチックパーツの場合、へこみ傷であれば、反対側から押したり引っ張り出したりして直す方法もあります。しかし、プラスチックに傷や割れがある場合は、接着剤やパテで成形し直す必要があります。塗装に関しても、艶消しブラックなど、プラスチック素材に合わせた塗料選びを行わないと、修理箇所が余計に目立ってしまいます。自分で作業をする自信がない方は、修理の専門業者に相談しましょう。以下に、プラスチックパーツの修理を自分で行うリスクを挙げてみます。
【DIYでプラスチックパーツを修理するリスク】
・修理箇所の見栄えが悪くなる
・傷の状態がより悪化する
・修理費用と労力が無駄になる
自分で修理できない方は専門業者に相談
完璧な仕上がりを求める方は、修理の専門業者に相談しましょう。加工のしやすいプラスチックパーツといえども、元通りにするには高い技術力が必要です。「完璧に直したい」「目立つところに傷がある」という場合は、自分で修理しない方が賢明です。
■板金塗装業者
板金塗装業者は、車の修理を専門とするため、車のどんな傷にも対応してくれます。長年の修理経験をもとに、「メーカー」「車種」「年式」問わず、綺麗に修復してもらえるでしょう。ただし、大手の板金塗装業者でない限り、信頼できる業者を探し出すのが難しいという点がデメリットになります。地元の口コミや評判を参考に、腕利きの板金塗装業者を探しましょう。
■ディーラー
新車購入でディーラーとつながりがある方は、修理の相談もできます。自社で修理工場を構えていない場合でも、外注先の修理工場で修理してもらえます。メーカーの看板を背負っているディーラーなので、クオリティの高い仕上がりが期待できます。ただし、傷の状態によっては、部品交換を提案されたり、修理費用が割高になったりする可能性があります。
■カー用品店
カー用品の修理は、料金プランが分かりやすく、比較的リーズナブルです。オイル交換や買い物のついでに、傷の見積もりを相談できます。ただし、店舗で修理できる環境が整っていない場合は、外注に出すため、直るまでに時間が掛かることがあります。
■ガソリンスタンド
給油や洗車のイメージが強いガソリンスタンドですが、傷の修理も相談できます。「手のひらサイズ」より大きいか小さいかで修理費用を表すなど、傷の修理費用が分かりやすく、相談しやすい点が魅力です。給油や洗車中に傷の見積もりを相談すれば、時間の節約にもなります。ただし、店舗で修理できないケースが多いため、外注での対応が一般的です。
まとめ
車のプラスチックパーツについた傷は、意外と目立つものです。えぐれ傷や割れがある場合は、自分で修理するハードルも高くなります。自分で修理するにはリスクを伴うため、自信がない方は修理の専門業者に相談しましょう。コスモのサービスステーションでは、無料で傷の相談ができます。お気軽にお問い合わせください。
キズ・ヘコミに関するご相談は、こちらからどうぞ。
筆者プロフィール
moto
1986年生まれ。自動車整備学校を卒業後、板金屋を経て地元の整備工場で整備士として働く。車業界歴は7年。国内外の乗用車からカスタムカーまで、様々な車を整備してきた知識と経験が強み。整備士を離れた現在は、ライターとして中古車の選び方などを中心にメディアへ出稿。週末は子供と一緒に釣りやアウトドアを楽しんでいます。