キズ・ヘコミ
2022.03.15
車についたこすり傷は放置厳禁! その理由とは?
車のこすり傷の修理方法とは?
車を大切に扱っていても、こすり傷はついてしまいます。車についたこすり傷は、そのままにして問題はないのでしょうか? また、修理方法は部品ごとに異なるのでしょうか? こすり傷の修理方法について、紹介します。
車のこすり傷は放置NG?
駐車場や狭い道路で、ついつい付けてしまうこすり傷。「これくらい大丈夫だろう」と、放置する方は少なくないと思います。しかし、本当にこすり傷をそのまま放置しても問題ないのでしょうか? まずは、傷の放置に関する素朴な疑問にお答えします。
■車についたこすり傷は早めに修理しよう
走行に支障がない、目立たない部分のこすり傷の場合、そのまま放置しがちです。しかし早めに修理をしないと、酸性雨や紫外線の影響を受けます。塗装面の劣化が進行することで、色あせや錆の原因に。さらに錆を放置し続けると、最悪の場合、ボディーの穴あきにまで発展することも。傷の程度が悪化するごとに、修理費用も割高になります。小さなこすり傷であっても、そのまま放置はせずに、早めに修理のプロに相談しましょう。
こすり傷はどこで修理できる?
こすり傷の修理に関しては、まずは早急に直すべきか修理のプロに相談します。その際、2~3社ほど相見積もりを行い、修理費用を見比べましょう。修理のクオリティーや、修理費用などを基準に、自分にあった業者選びをしてください。ここからは、修理業者ごとの特徴を紹介します。
■ディーラー
ディーラーで新車を購入した方は、まずはディーラーで、こすり傷の状態を見てもらいましょう。自社で販売している車ならではの、豊富な専門知識と質の高いサービスに期待できます。しかし、クオリティーが高い分、修理費用も割高傾向にあります。また、修理を自社で行わず外注に出す場合もあって、費用は変わってきます。外注の場合は、納期も延びる可能性がありますので、事前に確認しておきましょう。
■板金塗装業者
修理を専門とする板金塗装業者は、長年の修理経験を有する職人が在籍しています。日々、さまざまなパターンの傷を修理していますので、仕上りの高さにも期待できます。職人気質のある業者も多く、敷居が高く感じるケースもあります。まずは実際に足を運んでみて、相談してみましょう。応対が親切丁寧か、見積もりが分かりやすいかが判断材料になります。
■ガソリンスタンド
給油や洗車のイメージが強いガソリンスタンドですが、実は傷の修理も行っています。給油中や洗車中に見積もりを依頼できますので、忙しい方でも利用しやすく便利です。仕上がりに関しては、外注する業者や、ガソリンスタンドに在籍する修理業者に左右されます。まずは、見積もりと仕上がりの参考資料を確認して判断しましょう。
部品ごとに解説! こすり傷の修理方法とは?
さらに踏み込んで、こすり傷の部品ごとの修理方法を紹介します。素材が違えば、修理方法も変わりますので、予備知識として覚えておきましょう。
■バンパー
フロントバンパー、リアバンパーともに、車の中でもぶつけやすい部品の一つです。まずは、こすった部分をダブルアクションサンダーで整え、パテで傷を埋めます。樹脂製のバンパーは、傷の程度によっては、交換した方が安価に済むケースもあります。
■フロントドア、リアドア
狭い車庫やコインパーキングなどでは、ドアを開閉する際にぶつけることがあります。金属製のドアの場合、下地まで傷が及んでいるかどうかがポイントです。下地が出ている場合は、下地処理をきちんと行った後、サフェーサーを拭いて塗装します。へこみもあるこすり傷だと、スライドハンマーで引っ張り出す作業も発生します。その他に、ドアノブやサイドモールに傷がついていれば、同時に交換作業が必要なので、費用はその分割増しになります。
■フェンダー
バンパーとドアをつなぐ役目をするフェンダーは、曲がり角や駐車場での切り返し時にぶつけやすい部品です。ドアと同様に、金属製の部品のため、下地が露出しているこすり傷は下地処理が必須です。
■こすり傷の修理に車両保険は必要?
車両保険に加入している方は、保険を利用して修理できるかどうかが気になるところです。結論、車両保険はこすり傷の修理に使えます。保険会社や、契約内容によって基準が変わりますので、契約内容を確認しましょう。また、車両保険が利用できたとしても、翌年の保険の等級が下がり、支払う保険料が増える点にはご注意を。こすり傷の修理費用と、保険料の比較をして検討しましょう。
まとめ
こすり傷は、ついた場所によっては目立ちます。例え目立たなくとも、放置するのは厳禁です。放置することで、傷が悪化する可能性があります。まずは、修理のプロに相談しましょう。コスモのサービスステーションでは、傷の無料相談を行っています。お気軽にお問い合わせください。
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筆者プロフィール
moto
1986年生まれ。自動車整備学校を卒業後、板金屋を経て地元の整備工場で整備士として働く。車業界歴は7年。国内外の乗用車からカスタムカーまで、様々な車を整備してきた知識と経験が強み。整備士を離れた現在は、ライターとして中古車の選び方などを中心にメディアへ出稿。週末は子供と一緒に釣りやアウトドアを楽しんでいます。