車検
2022.03.15
大型バイクの車検とは? 流れを解説します
大型バイクの車検の通し方を解説
重厚感やパワフルさが魅力の大型バイクですが、250cc以上のバイクは、2年ごとに車検が必要です。大型バイクに乗りたいけど、車検のことはよく分からないという方のために、流れを詳しく解説します。
大型バイクの車検の通し方とは?
大型バイクの車検を検討する場合、車検の通し方は大きく分けて2パターンあります。1つはバイク車検専門の業者に相談するパターン。もう1つは、自分で車検を通すパターンです。ここからは、両者の車検の流れを解説します。
■車検業者に頼んだ場合
バイク屋などの車検業者に大型バイクの車検を依頼したときに必要な費用は以下の通りです。
【大型バイクの車検に必要な費用】
・整備基本料金
・代行手数料
・法定費用
・整備費用
・部品代
このように、法定費用に加えて基本料や代行手数料が加算される他、必要に応じて部品代や作業工賃が掛かります。
タイヤやエンジン関連、足廻り関連の部品を交換すると、車検費用が割高になることも頭に入れておきましょう。また、業者ごとの基本料の違いや交換部品の銘柄によって費用は変わってきます。
■ユーザー車検の場合
自分で大型バイクの車検を通す場合、陸運支局に持ち込んで手続きを行います。車検に掛かる費用は、法定費用だけで済みますので、もっとも安価な方法です。しかし、日頃からメンテナンスを行っていないと、車検時に合格しない可能性があります。よくあるのが「スピードメーターが正常に作動しない」「ブレーキランプの球切れ」「タイヤの摩耗」など。こうした不備で通らないことがあります。
ユーザー車検と業者の車検、両者の違いとは?
業者に依頼する車検と、自分で手続きするユーザー車検は、具体的にどんな違いがあるのでしょうか? さらに深堀して解説します。
■バイクの知識と整備技術
業者に大型バイクの車検を依頼すれば、点検から部品の交換まで、すべてバイクのプロが行います。大型バイクの車検では、専門的な知識や、特殊な工具が必要になる作業が発生します。ユーザー車検は、業者に依頼するより費用が安くなる反面、不具合箇所はすべて自分で対処しなければなりません。普段から、バイクの整備やカスタムを行っている方以外は、安全面を考慮して業者に相談しましょう。
■車検に掛かる労力
業者に車検を依頼する場合は、事前予約でバイクを預ける日と、引き取りに行く日程を調整するだけでOKです。しかし、ユーザー車検の場合は、平日の昼間に陸運支局に足を運ばなければなりません。もし、書類に不備があったり、保安基準に適合しなかったりした場合は、整備して出直すことになります。平日に時間を作れる方でも、書類の準備、バイクの整備、陸運支局への持ち込みなどを考えると、労力の掛かる選択といえます。
大型バイクの車検を通すときの注意点
大型バイクを車検に通す際に、気をつけたい注意点を紹介します。「とにかく費用を安く抑えたい」という方は、特にチェックしておきましょう。
■ユーザー車検は手間が掛かる
「費用を抑えるためにユーザー車検にしようかな?」と考えている方、先ほども簡単に触れましたが、ユーザー車検は意外と手間が掛かることを考慮した上で検討しましょう。ヘッドライトの光軸や、ブレーキの制動テストなど、専用機器を使用しないと検査できない項目もあります。ユーザー車検で安く済ませようと思っていても、不合格になれば二度手間になりますし、書類も自分で作成して提出するため、慣れていないと意外に労力が掛かるものです。
■車検だけでなく、日頃からメンテナンスをする
車検時に不具合箇所を修理するのではなく、日常的に安全点検やメンテナンスを行いましょう。日頃からバイクのプロに定期点検を任せておけば、不具合が起こる前に予防整備してもらえます。車検時に部品の交換が重なると、出費が多くなりますので、定期点検は欠かせません。
■安さだけで車検を検討しない
「車検にお金を掛けたくない」「不具合箇所がないからユーザー車検で通したい」など、よく聞く話です。安さに注目してユーザー車検を選んでも、車検後に部品交換が重なったりして、長い目で見ると損してしまうケースも。メンテナンス不良による事故も心配です。自分でメンテナンスできる方以外は、安心・安全を買うという意味でも、バイクのプロに車検を依頼しましょう。また、業者によって、基本料金が変わりますので、見積もりの内容を確認し、分からないことは確認しておくことをおすすめします。
まとめ
250cc以上の大型バイクは、2年に1回車検があります。安心して乗れるよう、必ず車検を通しましょう。費用の安さだけで、ユーザー車検で通すのは、初心者にとってリスクがあります。大型バイクの知識に自信がない方は、コスモのサービスステーションにご相談ください。給油の際に、無料相談を承っております。
車検に関するご相談は、こちらからどうぞ。
筆者プロフィール
moto
1986年生まれ。自動車整備学校を卒業後、板金屋を経て地元の整備工場で整備士として働く。車業界歴は7年。国内外の乗用車からカスタムカーまで、様々な車を整備してきた知識と経験が強み。整備士を離れた現在は、ライターとして中古車の選び方などを中心にメディアへ出稿。週末は子供と一緒に釣りやアウトドアを楽しんでいます。