タイヤ販売・取付
2022.03.15
スペアタイヤはどんなときに使う? 取付方法とは?
スペアタイヤの必要性と取付方法を解説
車は走行中に釘などの鋭利な異物を踏んでしまうと、簡単にパンクします。そんな時に活躍するのが、スペアタイヤです。スペアタイヤさえあれば、パンク時にも対応できます。本記事では、スペアタイヤの特徴と取付方法を解説します。
スペアタイヤとはどんなタイヤ?
普段は馴染みがないかもしれませんが、タイヤにトラブルがあったときに頼りになるのが、スペアタイヤの存在です。滅多に使用する機会がないため、その存在すら知らない方も少なくありません。スペアタイヤとはどんなタイヤなのか? 普通のタイヤとは違うのか?といった疑問にお答えします。
■スペアタイヤとは緊急用のタイヤのこと
スペアタイヤとは、その名の通り予備のタイヤ。メインタイヤが使用不可能になったときに、応急処置のために使用します。通常、スペアタイヤはトランクルームの内張りの下に収納してあります。RV車の場合は、リアハッチに背負った形で装着しているケースも。スペアタイヤは、標準タイヤよりも小さめに作られたテンパータイヤと、標準タイヤと同サイズのスペアタイヤの2種類があります。一般的には、テンパータイヤのことも含め、どちらもスペアタイヤと呼んでいます。今回の記事の中でも、テンパータイヤを含めてスペアタイヤと呼び、解説していきます。
スペアタイヤを使用するときの注意点とは?
スペアタイヤでも、標準装着しているタイヤと同一サイズの場合、特に注意する点はありませんが、テンパータイヤを使用する際には気をつけるべき点があります。見ていきましょう。
■駆動輪への装着を避ける
タイヤがパンクしたときは、駆動輪を避けて交換する必要があります。「パンクした場所ではないの?」と思うかもしれませんが、テンパータイヤは標準装着のタイヤより細いため、駆動輪に装着すると、走行に支障をきたす恐れがあります。前輪駆動の場合はフロントを避け、後輪駆動の場合はリアに使用するのを避けましょう。
■速度と走行距離に気をつける
テンパータイヤはあくまで緊急用ですので、制限速度と使用可能な走行距離が定められています。「最高速度が時速80km以下」「走行可能な距離は100km以内」。これがテンパータイヤを用いるときの決まりです。応急処置としてテンパータイヤに交換したら、すみやかに最寄りのガソリンスタンドや整備工場に持ち込み、標準タイヤに交換しましょう。
■スペアタイヤの寿命はどのくらい?
スペアタイヤを使用しないまま車内で保管している場合、7~10年は問題なく使用できます。5~10年で車を乗り換える方は、特に気にせずにそのまま保管しておきましょう。中古車の場合は、販売店にスペアタイヤの状態を確認しておいてもらうと安心です。スペアタイヤも、標準タイヤと同様にゴム素材でできています。実際に使用しなくても劣化するため、古くなったスペアタイヤの使用は大変危険ですので注意しましょう。
自分でできる?スペアタイヤの交換方法を解説
外出先でパンクしたとき、自分でスペアタイヤに交換できれば、すみやかに最寄りのガソリンスタンドなどに移動できます。スペアタイヤに交換する機会が少ないからこそ、まずは流れを押さえて、自分で作業可能か確認しておきましょう。
■スペアタイヤの交換方法
以下に、スペアタイヤの交換方法をご紹介します。事故やケガにつながる可能性がありますので、正しい作業方法で交換しましょう。
1.平坦な安全な場所に車を移動する
2.車載しているスペアタイヤと工具を用意する
3ジャッキポイントにジャッキを当てる
4.タイヤが地面に設置している状態でホイールナットを緩める
5.タイヤが浮くまでジャッキアップする
6.ナットを外して、タイヤを取り外す
7.万が一に備え、外したタイヤは車の下に置いておく
8.スペアタイヤを取り付ける
9.ホイールナットを手締めで取り付ける
10.ジャッキを下ろす
11.車載工具でホイールナットを締め付ける(必ず対角線で行う)
■自分で交換できない場合はロードサービスに相談
上記の説明で厳しいと感じたら、無理をせずにJAFなどのロードサービスに連絡しましょう。JAF会員でない方でも、任意保険でロードサービスを利用できる可能性がありますので、まずは契約内容の確認を。たとえ有償であっても、無理に自分で交換して失敗するリスクを考えると、お金を払う価値は十分にあります。自分で作業すると、締め付けが緩くてタイヤが外れたり、逆に締め付けが強すぎて折れてしまったりする可能性があります。予期せぬ修理費用を招かないためにも、自分で作業するのが難しい方はロードサービスに相談しましょう。
まとめ
スペアタイヤの正しい使用方法を知ることで、いざというときに役立ちます。自分で交換が難しい方は、無理をせずにロードサービスに相談しましょう。コスモのサービスステーションでは、パンク修理やタイヤ交換も行っています。分からないことがあれば、タイヤのプロにご相談ください。
タイヤ販売・取付に関するご相談は、こちらからどうぞ。
筆者プロフィール
moto
1986年生まれ。自動車整備学校を卒業後、板金屋を経て地元の整備工場で整備士として働く。車業界歴は7年。国内外の乗用車からカスタムカーまで、様々な車を整備してきた知識と経験が強み。整備士を離れた現在は、ライターとして中古車の選び方などを中心にメディアへ出稿。週末は子供と一緒に釣りやアウトドアを楽しんでいます。




