車検
2022.02.10
軽トラの車検の流れと必要な書類を紹介
軽トラの車検に必要な書類と流れとは?
軽トラの車検は、普通車や軽自動車の車検と何が違うのでしょうか? 軽トラの車検に必要な書類と流れについて、今回の記事で詳しく解説します。軽トラの車検を通す予定の方は、参考にしてください。
軽トラの車検とは?
農業や商用として活躍する軽トラック(軽トラ)は、その名の通り、軽自動車の規格に合わせて設計された小型のトラックです。近年のキャンプブームとも相まって、軽トラベースのキャンピングカーなども流行っています。そんな人気沸騰中の軽トラですが、車検のルールは意外に知られていません。次の項では、軽トラの車検について解説します。
■軽トラの車検は何年ごと?
軽トラの車検は「軽自動車と同じ2年?」「普通貨物自動車と同じ1年?」と悩んでしまいます。結論、軽トラの車検は、初回車検もその後の車検も含め「2年」となります。軽トラは4ナンバーですので、ついつい普通貨物自動車と同様に、1年車検と勘違いしてしまいがちです。しかし、普通貨物自動車とは違い、積載量に対する車両へのダメージが少ないことから、車検期間が長く設定されているのです。
軽トラを車検に通すときの必要書類と注意点は?
軽トラを車検に通す前に、気をつけるべきポイントを押さえておきましょう。車検当日に困らないためにも、以下の注意点は要チェックです。また、車検時に忘れてしまいがちな書類についても、早めに準備しておきましょう。車検当日になって紛失に気づいた!…ということになったら大変です。
■荷台
たくさんの荷物を積めるメリットがある軽トラですが、車検当日に荷物を積んだままだと、点検に支障がでます。荷台には点検用のハッチがあるので、荷物やカバーを下ろしておくこと。荷台をふさいだ状態だと、違法改造などの疑いを掛けられてしまうかもしれません。
■タイヤ
基本的には、軽トラにはトラック専用のタイヤを履かせる必要があります。ただし、最大積載量や軸重の要件を満たしていれば、乗用車用のタイヤも認められています。普通車同様、フェンダーからタイヤがはみ出していたり、残溝が1.6mm以下だったりすると、車検に通らないので注意しましょう。
■軽トラの車検に必要な書類とは?
軽トラの車検に必要な書類は、以下の通りです。2年に一度の車検なので、書類を紛失してしまうケースが少なくありません。車検直前に慌てないよう、早めに書類の準備をしておきましょう。
【自分で用意する、車検に必要な書類】
・車検証(自動車検査証)
・自賠責(自動車損害賠償責任保険証明書or自動車損害賠償責任共済証明書)
・軽自動車税納税証明書
・定期点検整備記録簿
なお、平成29年4月より自賠責保険証が電子化されたため、登録情報処理機関に電子データが提供されている場合は、自賠責の提出は必要ありません。車検証、軽自動車税納税証明書ともに、コピーしたものは不可ですので、原本を必ず用意しましょう。
車検切れの軽トラを運転したらどうなる?
軽トラに限った話ではありませんが、車検切れの車を公道で走らすと、罰則が科せられます。ついつい車検を忘れてしまい、知らぬ間に処罰の対象になる可能性がありますので、車検ステッカーを確認する習慣を身につけておきましょう。ディーラーや中古車販売店で車を購入した場合は、手紙やメールなどで確認する方法もあります。次の項では、車検切れによる罰則の内容を解説します。
■車検切れによる処罰の内容とは?
うっかりでも車検切れの車を運転すると、無車検運行にあたり、6ヶ月以下の懲役または30万以下の罰金刑が科せられます。さらに、違反点数は6点に加え、1ヶ月間の免許停止処分となります。初犯の場合、罰金刑で済むことがほとんどですが、故意に無車検を繰り返すとその限りではありません。また、車検と同時に加入するケースが多い自賠責保険に関しても、期限が切れていると、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。
■車検切れの軽トラを車検に出すためには?
軽トラの車検が切れてしまったら、そのままでは公道を走れません。まず、一時的に公道を走れるよう「仮ナンバー」を取得しましょう。市区町村の役場で手続きをすれば、仮のナンバーを3~5日間借りられるため、整備工場まで運転できます。ただし、役場までは公共交通機関か、タクシーなどを利用しましょう。役場で手続きをする時間がない方は、整備工場にレッカー車や積載車で引き取りにきてもらいましょう。
まとめ
軽トラの車検を通す際は、車検の年数や荷台に載せたままの荷物に注意しましょう。ついつい、普通貨物自動車のイメージで、1年車検と勘違いしてしまいがちです。また、点検時に邪魔にならないよう、トラックの荷台は空にしておきましょう。軽トラの車検で気になることは、お近くのコスモのサービスステーションで、お気軽にご相談ください。
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筆者プロフィール
moto
1986年生まれ。自動車整備学校を卒業後、板金屋を経て地元の整備工場で整備士として働く。車業界歴は7年。国内外の乗用車からカスタムカーまで、様々な車を整備してきた知識と経験が強み。整備士を離れた現在は、ライターとして中古車の選び方などを中心にメディアへ出稿。週末は子供と一緒に釣りやアウトドアを楽しんでいます。