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新車の輝きを手に入れる、車のコーティングは研磨がポイント

新車の輝きを手に入れる、車のコーティングは研磨がポイント

車のコーティングは研磨が重要である理由とは?

車のコーティングをする際、塗装面の状態に応じて行う研磨。目の細かさが違う研磨剤を使い分けることで、磨き傷や、くすみを除去します。コーティング時の、研磨作業の重要性について説明します。

目次

コーティングの研磨とは?

コーティングの研磨とは?

車にコーティング施工する際、ボディーの状態が新車に近い場合は、シャンプー洗車を行ったのち、続けてコーティング剤を塗布します。しかし、塗装面に頑固な油分が付着していたり、鳥のフンやイオンデポジット、ウォータースポットが付着したりしている場合は、研磨が必要になります。ガードレールや他の車と接触した場合なども塗料が付着するため、研磨して取り除かなければなりません。そもそも、コーティングの研磨には、どういう役割があるのでしょうか? 次の項で詳しく解説します。

■研磨剤=コンパウンドのこと

コーティングに使用する研磨剤とは、コンパウンドのこと。塗装面を削るためのもので、コーティング剤を塗布する前の下処理に使用します。粗目から極細目といったように、目の細かさが違う研磨剤を塗装面の状態を見ながら使い分けます。DIYで使用する、ヤスリをイメージしていただければ、理解しやすいかと思います。

■研磨剤の種類とは?

研磨剤(コンパウンド)は、さまざまな種類を使い分けることで、新車の時のような塗装面を復元します。目の粗さ・細かさが「粗目」「中目」「細目」「極細目」「超微粒子」といったように、段階的に分けられて細かく設定されています。塗装面に不純物が多い場合は、はじめに粗目の研磨剤で粗削りして、徐々に目を細かくして仕上げていきます。市販品の研磨剤の場合、「細目」「極細目」「超微粒子」の3セットが一般的です。また、研磨剤はペーストタイプと液体タイプ、水溶性コンパウンドと油溶性コンパウンドといった種類に分けられます。違いについては、以下の通りです。

・ペーストタイプ

研磨剤の粒子がやや大きいタイプで、流れ落ちづらい性質のため、ボディーの側面などの作業に適しています。

・液体タイプ

研磨剤の伸びがよく、広範囲に施工する際に向いています。ただし、夏場や日差しの強い日に作業すると、乾きが早くて乾燥してしまいます。

・水溶性コンパウンド

研磨剤の削る力が高いため、効率よく作業ができます。ただし、研磨による削りカスも多いため、後始末に手間が掛かるというデメリットがあります。

・油溶性コンパウンド

削る力が弱いものの、塗装面を傷めにくいというメリットがあります。塗装面に不純物が少ないケースや、慎重に作業を進めたいときに使用します。ただし、水溶性コンパウンドより作業効率は劣ります。

研磨剤を使用してもよい傷、悪い傷とは?

研磨剤を使用してもよい傷、悪い傷とは?

簡単に汚れや傷を除去できる研磨剤ですが、どの車に使用してもよい訳ではありません。不用意に研磨剤を使用すると、塗装面を痛めます。ここでは、研磨剤を使用してもよいケースと、そうでないケースを紹介します。

■研磨剤を使ってよい傷

塗装面の最上部にあたる、クリア層についた傷であれば研磨剤を使って構いません。目安としては、爪で引っ掛からない傷や、細かな洗車傷が研磨剤の効果がある傷。ただし研磨剤は、傷を目立たなくするだけなので、施工後はカーコーティングやワックスで保護膜を作りましょう。

■研磨剤を使わない方がよい傷

下地が見えている傷、クリア層よりも深い傷である場合は、コンパウンドでは修復できません。傷を研磨することで、余計に状態が悪化してしまいます。クリア層よりも深い傷は、専門業者に板金塗装を依頼しましょう。

車のコーティングはどこで相談できる?

車のコーティングはどこで相談できる?

車の傷が気になったら、自分で修理にチャレンジする前に、修理のプロに相談してください。見積もりは無料なので、3社ほど相見積もりを行い、納得のいく業者に修理を依頼しましょう。ここでは、業者ごとの特徴をご紹介します。

■ディーラー

修理業者のイメージはないかもしれませんが、ディーラーでも板金塗装の相談ができます。ディーラーならではの高いサービスと、質の高い品質が魅力ですが、その分、修理が割高になる点がデメリットといえるでしょう。また、ディーラーが自社で修理を行うのか、外注するかによって費用や納期が前後しますから、事前に確かめておきましょう。

■板金塗装業者

傷の修理を専門とする板金塗装業者は、職人による高い技術力が魅力です。長年の経験をもとに修理を行うため、どんな傷でも元通りに復元してくれます。チェーン店ではない板金屋の場合、インターネットで情報を集めることが難しいことが多いようです。地元の口コミや紹介を通じて探してみましょう。

■ガソリンスタンド

ガソリンスタンドであれば、給油や洗車のついでに傷の相談ができます。わざわざディーラーや板金屋に足を運ぶ必要がないので、忙しい方でも気軽に見積もりを取れます。費用も比較的リーズナブルですので、まずはガソリンスタンドに相談してみることをおすすめします。特殊なカラーや傷の度合いによっては、修理を断られる場合もありますが、まずは無料見積もりを依頼しましょう。

まとめ

まとめ

車の傷を修理する際、研磨剤はなくてはならないものです。比較的浅い傷であれば、研磨剤を使用すれば綺麗になります。ただし、研磨剤だけでは効果が得られない傷もありますので、状況に応じて使い分けることが重要です。傷の修理について疑問がありましたら、お近くのコスモのサービスステーションにご相談ください。
キズ・ヘコミに関するご相談は、こちらからどうぞ。  

筆者プロフィール

筆者プロフィール

moto

1986年生まれ。自動車整備学校を卒業後、板金屋を経て地元の整備工場で整備士として働く。車業界歴は7年。国内外の乗用車からカスタムカーまで、様々な車を整備してきた知識と経験が強み。整備士を離れた現在は、ライターとして中古車の選び方などを中心にメディアへ出稿。週末は子供と一緒に釣りやアウトドアを楽しんでいます。

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