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車に小さな傷が入った!車両保険を使った方がいい?

車に小さな傷が入った!車両保険を使った方がいい?

小さな傷でも車両保険は使える

車を運転すると、すり傷程度の小さな傷をつけてしまうことがあります。そんなとき、車両保険に入っていれば、保険で修理することができます。ただし、車両保険を使うべき条件がありますので、本記事で解説していきたいと思います。

目次

小さな傷でも車両保険は使えるが等級は下がる

小さな傷でも車両保険は使えるが等級は下がる

「駐車場でぶつけてしまった」「電柱にこすってしまった」といったように、すり傷程度の小さな傷でも、車両保険を使うことができます。その際、認識しておきたいのが、車両保険を使うと、翌年度の等級が下がるということです。自動車保険の等級が下がれば、支払う保険料もその分、割増しになります。さらに、事故有係数についても、自損事故やイタズラなど、傷の状況に応じた割増引率が適用されます。そのため、車両保険料を使用する際は、翌年度以降の保険料と比較してから利用しましょう。また、補償範囲によって一般型と限定型では適用範囲も変わってきます。事故内容によっては、車両保険が使用できない可能性がある点も注意が必要です。小さな傷の修理に対して、毎回車両保険を使用してしまうと、等級ダウンが進んで保険料が徐々に上がります。小さな傷の場合、自己負担で修理した方がお得なケースがあるので、次の項で詳しく解説いたします。気になる等級ダウンの事例は、以下の通りとなります。

●3等級ダウンの事例

・車同士の事故
・ガードレール、電柱に衝突する単独事故
・あて逃げ

●1等級ダウンの事例

・車両へのイタズラ(車に傷をつける行為、故意にタイヤをパンク、落書きなど)
・盗難
・飛来中、落下物による破損

小さな傷を車両保険で修理しようとする場合、まずは実費で修理する場合と、車両保険利用後の保険料と比較して検討しましょう。板金屋、ディーラー、ガソリンスタンドなどで、無料見積もりを依頼できますので活用してください。

車の小さな傷は保険で直すべき?

車の小さな傷は保険で直すべき?

前項でも触れましたが、小さな傷でも車両保険は利用できます。しかし、車両保険で傷の修理をすれば、翌年の保険料は上がってしまいます。不必要な等級ダウンを防ぐため、まずは修理工場などに相談して、修理に掛かる見積もりを出してもらいましょう。併せて、保険会社に車両保険を利用したときの、割増し保険料を計算してもらいます。そうすることで、修理費用と保険料の差額を比較し、どちらがお得なのか判断できます。以下に、車両保険を使用しない方がお得なケースをご紹介します。車両保険を利用する前に検討してみましょう。

●小さな傷は自己負担で対応する

車に乗る機会が多いほど、縁石にバンパーをこすってしまったり、ガードレールに接触するなどして車を傷つける可能性があります。直接的な接触事故でなくても、洗車の磨き傷や、飛び石による傷も、自然と増えてしまうものです。そのような小さな傷に、毎回、車両保険を使用するのは現実的とはいえません。どうしても気になる傷を直したい場合は、中古部品の交換で対応したり、クイックリペア(軽板金)などを利用しましょう。カー用品店や、ガソリンスタンドでも、クイックリペアに対応している店舗がありますので、気軽に相談してみてください。もっと簡易的な補修でよい場合は、自分でタッチペンやリペアキットを利用して補修する方法もあります。バンパーやサイドステップといった、傷が目立たない場所であれば、タッチペンでも補修効果は十分にあります。

●線傷ならボディーコーティングが効果的

洗車による磨き傷(線傷)や、ドアノブ付近のひっかき傷程度であれば、コンパウンドで磨き込むことで、傷を目立たなくすることができます。より確実に綺麗にしたい場合は、ボディーコーティングのプロが在籍する、ガソリンスタンドなどに相談しましょう。プロによるボディーコーティングであれば、ボディーについた線傷などを、一時的に目立たないよう施工してくれます。

●小さな傷ならそのまま放置してしまう

下地が露出しているほどの傷でなければ、直さずに放置してしまうのも一つの手段です。洗車による磨き傷、ドアノブ付近の爪によるひっかき傷などは、どうしても避けられない傷といえます。バンパーやドアミラーカバーなど、樹脂パーツの部分は錆びませんので、割り切って放置しても問題はありません。どうしてもボンネットなどの目立つ場所や、傷が気になって仕方がない場合は、先ほどのボディーコーティングからお試しください。

まとめ

まとめ

小さな傷でも車両保険を使用することは可能です。しかし、すべての傷に車両保険を適用してしまうのは得策とはいえません。保険で傷の修理費用を補償すれば、翌年以降の保険料が割増になるのです。目先の修理費用と、今後の保険料との比較を必ず行い、どちらがお得か確認しましょう。自分で判断に悩む場合は、保険会社と修理工場に相談してください。
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筆者プロフィール

筆者プロフィール

moto
1986年生まれ。自動車整備学校を卒業後、板金屋を経て地元の整備工場で整備士として働く。車業界歴は7年。国内外の乗用車からカスタムカーまで、様々な車を整備してきた知識と経験が強み。整備士を離れた現在は、ライターとして中古車の選び方などを中心にメディアへ出稿。週末は子供と一緒に釣りやアウトドアを楽しんでいます。

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