カーコーティング
2020.11.23
持続時間が変わる?コーティングした車の正しい洗車方法と注意点
コーティング施工後に行う洗車の注意点とは
車のボディコーティングをすると洗車をしなくてもよいのでは?と思っている方も居るようですが、コーティング本来の輝きや撥水効果を維持し、長持ちさせるためには定期的な洗車が必要です。そこで、コーティングをした車を洗車するときの注意点についてご紹介して行きます。
コーティング済みの車を洗車するときの注意点
「コーティングしているから洗車はいらない」という方がたまにいらっしゃいますが、当然のことながらまったく汚れないということはありません。ボディに付着する汚れや砂ぼこりは、見た目が悪くなるだけでなく、放っておくとコーティングやボディにダメージを与える可能性もあるのです。
コーティングをした車は、汚れが付いても落としやすいため、定期的な洗車をすることで、より長く美しいボディを保てます。そこで、コーティングをした車を洗車するなら知ってほしい、6つの注意点をご紹介しましょう。
■注意点1.洗車機はなるべく避ける
コーティングの保護能力や艶を長く維持するための注意点は、コーティング面に負担を欠けないということです。そのためには、できるだけ洗車機の仕様は避け、手洗い洗車を行いましょう。スポンジブラシを備えた洗車機もありますが、ほかの車から出た汚れや砂がブラシに残っていると、コーティング面を傷つけかねません。
■注意点2.洗う前に水でしっかり流す
自分で洗車をする際の注意点は、いきなりシャンプーを付けたスポンジで洗い出さないことです。ボディの上には目に見えない砂やホコリが付着しているため、そのまま擦るとコーティング面を傷つけてしまいます。まずはホースの水を使い、表面に付いた砂やホコリを洗い流しましょう。
■注意点3.柔らかいスポンジかムートンがおすすめ
シャンプーの種類は、研磨剤さえ入っていなければあまり気にする必要はありません。ですが、どんなシャンプーを使う場合でも、バケツの中でよく泡立てるようにし、できるだけ柔らかいスポンジかムートンを使います。注意点としては、力を入れすぎず、スポンジとボディのあいだに泡を保持しながらやさしく洗うようにしましょう。
■注意点4.シャンプーが残らないようよくすすぐ
たっぷり泡を使って洗車した場合の注意点は、とにかく流水を使ってよくすすぐこと。シャンプーが残ると、後々コーティングを痛める原因になりかねません。成分がボディに残らないよう、たっぷりの流水ですすぐことが大切です。その際、ドアやボンネット、バックドアなどの隙間は特に残りやすいポイントなので、丁寧に流すことを心がけましょう。
■注意点5.晴れではなく曇りがベスト
晴れた日はつい洗車をしたくなりますが、晴れた日の洗車には注意点があります。それは水滴によるレンズ効果で、ボディに丸い水ジミを作ってしまうことがあるからです。特に熱を吸収しやすい濃色車や、丸い水滴ができる撥水系のコーティングを施工した車は要注意。もし晴れた日に洗車したい場合は、まだ日が昇り切っていない早朝か、日の沈む夕方がおすすめです。
■注意点6.乾く前に拭き上げる
特に撥水系のコーティングをした車は、水滴が乾く前に必ず拭き上げるようにしましょう。水の中にはさまざまな有機物が含まれているため、そのまま自然乾燥をさせてしまうとシミの原因になります。プロがてきぱきと手際よく動いているのは、単純にお待たせしないというだけでなく、乾く前に拭き上げることを重視しているからなのです。
愛車のコーティング長持ちさせるための注意点
コーティングを施工したら、少しでも長く艶や保護力を長続きさせたいものですが、どんなにコストをかけてコーティングしても、その効果は永久ではありません。また、車は外を走るため、どうしてもコーティング面は傷んでいくものです。
そこで、コーティングを長持ちさせ、愛車のボディを美しく保つために覚えておきたい3つの注意点をご紹介します。
■虫、鳥フン、花粉はすぐ流す
夏の高速道路で付きやすい虫や、春先の花粉、さらにいつでも襲ってくる鳥フンなど、生物に由来する汚れはできるだけ早く除去しましょう。その際の注意点は乾燥させないことですので、すぐに洗車ができない場合は、ホースの水で洗い流すだけでも構いません。時間が経つと落としにくくなるだけでなく、酸化することでコーティングを傷める恐れがあります。
■落ちない汚れはプロにお願いする
コーティングをしていると、基本的には汚れが付きにくいものです。しかし、舗装したてのアスファルトを走行すると付着しやすいタールやピッチ、時間が経ってしまった虫の死骸など、通常の洗車では落ちない汚れが付くこともあります。
もし、いつもの手洗いで落ちない場合は、力を入れて無理に擦ることは避け、プロにお願いしましょう。
■定期的なメンテナンスは必須
どんなに高価なコーティングでも、絶対に劣化しないコーティングは存在しません。使用状況や保管環境によってコーティングのもちは変わります。艶や光沢が落ちてきた、または、撥水効果が弱まってきたと感じたら、コーティングを施工した店舗に相談することをおすすめします。
まとめ
コーティングをした車は、汚れが落としやすいという特徴があります。しかしながら、決して汚れないということではありません。美しい艶と輝きを少しでも長持ちさせるためには、定期的な洗車やメンテナンスを心がけましょう。その際の注意点は、コーティングやボディに負担を掛けずに洗うことと、定期的にプロを頼るということです。
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筆者プロフィール
増田 真吾
和とROCKを愛する自動車ライター。自動車整備士として国産ディーラーや大手中古車販売店に約18年間勤務したのち、独立しフリーの自動車ライターへ。国家資格整備士と自動車検査員資格を保有し、レースから整備、車検、中古車、そしてメカニカルな分野まで幅広い知見を持つ。昔の彼女が付けた肩書は「熱血太鼓車バカ」。