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ガラスカーコーティングの効果・施工相場と長持ちさせる秘訣

ガラスカーコーティングの効果・施工相場と長持ちさせる秘訣

マイカーを長くきれいに!ガラスコーティングのすべて

効果と持続性に優れる「ガラスコーティング」に、強い興味をお持ちのユーザーは多いはずです。今回は、ガラスカーコーティングの効果と施工相場を整理した後、長持ちさせる秘訣について詳しく解説します。

目次

マイカーの輝きを長くキープ!ガラスカーコーティングの効果と施工相場

マイカーの輝きを長くキープ!ガラスカーコーティングの効果と施工相場

まずは、ガラスカーコーティングの簡単なメカニズムとそれによる効果。加えて、プロショップで施工した時の大まかな相場についてみていきましょう。

■ガラスカーコーティングの効果

名前から、ガラスで車の塗装面を覆うことは想像できるでしょう。しかし、コップなどの一般的なガラスと、カーコーティングに使用されるガラスとは根本的に構造が異なります。前者は、ケイ砂・炭酸ソーダ・炭酸石灰などを高温で溶かし固めたモノで、「ケイ素ガラス」と呼ばれます。一方、ガラスカーコーティングに使用するのは、ケイ素(Si)と酸素(O)のみでできた「シリカガラス」です。

光ファイバーなどに使用されているシリカガラスは透明度が高く、硬質・均等で滑らかなコーティング面を形成できます。そして、気泡などで凹凸が発生するケイ素ガラスと異なり、六角形のSiO2結晶が隙間なく密に結合するため、汚れの沈着や水アカ発生をガードしてくれるのです。また、透明度の高さから愛車本来の発色を保つと同時に、外気や紫外線による塗装の劣化を防いでくれます。さらに、ガラス被膜の表面に乗ったホコリや汚れを、水洗いだけで簡単に落とせるため、日頃のカーメンテナンスが楽になるのも魅力です。

■元は取れる?ガラスカーコーティングの施工相場

本格的なガラスカーコーティングは、高い技術力を持つ専門スタッフが、万全の施行環境の中で6~10時間を費やして作業に当たります。そのため、軽自動車でも4~6万円、大型ミニバンだと10万円近くと施工相場が高額です。しかし、ガラスカーコーティングの硬質なコーティング面は、ノーメンテナンスで2~3年、プロショップによる定期メンテナンスを受ければ5年ほど効果が持続します。

例えば、施工料金が「5万円」で3年効果が持続したなら、1ヶ月当たりの出費はわずか1,400円弱。それで愛車がキレイに保てるのであれば、決して高い買い物ではありません。しかも、プロショップで施工されるガラスカーコーティングは、ケミカルを塗布する前に水アカ除去や鉄粉除去などの「下地処理」を念入りに行います。つまり、依頼時より数段美しくなったボディをキープできるのも、ガラスカーコーティングの大きなメリットです。

ガラスカーコーティングを長持ちさせる4つの秘訣

ガラスカーコーティングを長持ちさせる4つの秘訣

ガラスカーコーティングの施工相場は確かに高額です。しかし、高い効果の持続期間を考慮すれば、プロに依頼する価値は十分あります。とはいえ、「何もしなくて良い」というわけではありません。ここでは、ガラスカーコーティングを長持ちさせる、「4つの秘訣」を整理いたします。

■長持ちの秘訣1 定期的な水洗い洗車

最重要といえる長持ちの秘訣は、なんといってもマメな「水洗い洗車」の実施です。未施工の車と異なりホースでサーッと流せば、表面に付着したホコリや汚れを簡単に落とせます。もし、間隔が開き頑固な汚れが付いてしまった時は、カーシャンプーをよく泡立て柔らかいスポンジで軽く擦って除去しましょう。強い力でのゴシゴシ洗いやセルフ洗車機の使用は、ガラス被膜を痛める可能性があるため、避けるようにしましょう。また、ガラスカーコーティング唯一といえる弱点は、イオンデポジットの付着です。発生を防ぐため「洗い1割・拭き上げ9割」程度の配分で、念入りな水分除去を心がけましょう。

■長持ちの秘訣2 頑固な汚れの素早い除去

次に大切なのは、軽い水洗いでは落とせない頑固な汚れの素早い除去です。タール・ピッチなど油分を含む汚れは、アルコールを使えば簡単に除去できます。また、虫の死骸や鳥のフンなどの有機系汚れも、時間の経過とともに固着しガラス被膜にダメージを与えます。いずれも、市販されている専用クリーナーを用い、発見次第素早く除去しましょう。なお、アルコール・クリーナーが被膜面に残存していると、かえって悪影響を及ぼします。汚れの除去が終わったらしっかり水で流し、拭き取るのを忘れないようにしましょう。

■長持ちの秘訣3 愛車保管方法の見直し

ガラスカーコーティングは、紫外線から塗装を守る効果があるものの、完全にUVをカットできるわけではありません。また、ガラス被膜自体にも紫外線は悪影響を及ぼすため、万年青空駐車は避け、屋根付きガレージで保管するのがベストです。ただ、住宅事情や職場環境によっては、屋根付きガレージの確保が難しい方もいるでしょう。その場合は、愛車をすっぽり覆うカーシートが安価で市販されているので、購入し利用すると良いでしょう。カーシートは、ガラスカーコーティングを長持ちさせるだけではなく、盗難やいたずら防止にもなるため「一石二鳥」です。


■長持ちの秘訣4 定期メンテナンスの実施

ガラスカーコーティングを4年・5年に渡り持たせたい場合は、前述した秘訣に加え定期メンテナンスを受ける必要があります。ガラスカーコーティングのプロショップでは、半年~1年に1度を目安として、施工時間1時間程度の定期メンテナンスを準備・実施を推奨しています。費用は発生しますが再施工よりコスパに優れるため、最大限ガラスカーコーティングの効果を実感したい方は、定期メンテナンスの実施がおすすめです。

まとめ

まとめ

ガラスカーコーティングをすれば、「映えるマイカー」を簡単に長期間キープできます。解説した長持ちの秘訣を抑え、一歩上を行く豊かなカーライフをエンジョイしてはいかがでしょうか。

カーコーティングに関するご相談は、こちらからどうぞ。  

筆者プロフィール

筆者プロフィール

仲野健太

1976年生まれ、福岡県出身。地元ガソリンスタンドで副店長を務めていた際、3級整備士取得。同社指定工場で上長をサポートしつつ整備技術を高め、2級整備士を目指していたものの、会社がガソリンスタンド事業から撤退したため退職。その後つてを頼って中古車販売店に就職。その後縁があり再びガソリンスタンド会社に就職し、その時ふとしたことからライターの仕事と出会う。フリーライター歴は約5年。本格的な整備はもちろん、買取業者比較やメンテナンス、おすすめカー用品紹介やカーローン解説など、多岐にわたる関連記事を手掛けている。ユーザー目線のわかりやすさや、実体験に基づくオリジナリティの高さに定評がある。

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