キズ・ヘコミ修理
2023.05.12
車にイタズラ傷をつけられたときの対処法を解説
イタズラでついた車の傷の対処法とは?
車についたイタズラ傷は、発見したらすみやかに警察へ連絡しましょう。本記事では、イタズラ傷の対処法や、愛車についたイタズラ傷が保険で直せるのか解説します。併せて、未然に防ぐ方法も説明しますので参考にしてください。
イタズラ傷の種類とは?
まずは、イタズラ傷にはどんな種類があるのかご紹介します。ここでは、代表的なイタズラ傷を3つ挙げています。自然についた傷なのか、イタズラによる傷なのか、判断基準にしましょう。
■10円玉などによる傷
いわゆる「10円パンチ」と呼ばれる傷で、10円玉のような硬い金属で引っかいたイタズラ傷です。所有者への妬みや恨みによる犯行もあれば、無差別な犯行である場合もあります。
■石などによる傷
砂利の駐車場を利用している方は、石を利用したイタズラ傷のリスクがあります。10円パンチ同様、石で引っかいたり、投げ当てたりすることでイタズラ傷がつきます。石の大きさや衝撃によっては、大きな傷がつきます。
■スプレーなどによる落書き
イタズラの中でも悪質なのが、スプレーなどを利用した落書きです。塗装用の塗料の場合、水洗いやタオルでこすっただけでは落ちません。
■イタズラ傷に気づいたらすみやかに警察に連絡しましょう
イタズラ傷は立派な犯罪行為にあたり、器物損壊罪が適用されます。しかし、イタズラは駐車中にされてしまうため、現行犯で捕まえるのが難しいケースがほとんどです。イタズラ傷に気がついたら、すみやかに警察に連絡して被害届を提出しましょう。お店の駐車場でイタズラされた場合は、防犯カメラに映像が残っている可能性があります。また、車に駐車監視モード付きのドライブレコーダーを搭載していれば、犯人を特定できる可能性があります。
イタズラ傷に保険は使える?
事故での損傷ではないため、「イタズラ傷は保険の対象外ではないか?」という疑問を持つ人がいるかもしれません。ここでは、イタズラ傷に保険は使えるのか解説します。
■イタズラ傷は補償の対象
車両保険に加入していれば、イタズラ傷にも保険は使えます。保険会社によっては、イタズラ傷が補償対象外の場合もありますので、契約条件を確認しておきましょう。また、イタズラ傷に気づいたら、修理後に保険会社に連絡するのではなく、見つけた段階で連絡を入れましょう。
■タイヤのイタズラ傷は判断が異なる
イタズラ傷といっても、タイヤの傷に関しては、車両保険が適用されないケースが一般的です。走行中に釘などを踏んで傷つく可能性が高く、イタズラによるものなのか判断しづらいことが理由です。しかし、タイヤだけでなく、それ以外の部品にも明らかなイタズラ傷がある場合は、車両保険が適用される可能性があります。契約条件や、保険会社によって判断が異なりますので、まずは保険会社に相談しましょう。
■車両保険を使うと翌年の等級が下がる
車両保険でイタズラ傷の修理をすれば、大きな出費を避けられます。しかし、イタズラ傷に車両保険を使用すると、翌年の等級が一つ下がります。等級が下がってしまうと、保険料が高くなりますので、車両保険を利用する際は十分に検討しましょう。
イタズラ傷の修理方法と未然に防ぐ方法とは?
イタズラ傷を修理する方法は、DIYで補修する方法と、修理業者に依頼する方法があります。車両保険を使わずに、自分で修理をすれば出費を抑えることができます。しかし、あくまで補修ですので、仕上がりを重視したい方は、修理業者に相談しましょう。ここでは、イタズラ傷を未然に防ぐ方法も紹介します。
■コンパウンドで磨く
イタズラ傷が軽度の場合、コンパウンドで磨けば落ちる可能性があります。水に濡らすと目立たなくなる浅い傷の場合は、コンパウンドで磨いてみましょう。コンパウンドは、カー用品やホームセンターで手軽に購入できます。
■タッチペンで塗る
イタズラ傷が小さく、簡易的に補修したい場合は、タッチペンを使用しましょう。ボディカラーと同じ色のタッチペンを購入し、傷に沿って筆でなぞります。塗りすぎると、余計に傷箇所が目立ちますので、少しずつ塗りましょう。錆止め効果もありますので、一時的な補修材として最適です。
■修理業者に依頼する
大きなイタズラ傷や、範囲の広いイタズラ傷は、自分で修理するのは困難です。余計に傷が目立ち、修理費用も高くつく可能性があります。自分で修理する自信がない方や、新車のような状態に戻したい方は、修理のプロに相談しましょう。イタズラ傷の相談は、以下の業者で相談できます。
・板金塗装業者
・カー用品店
・ディーラー
・ガソリンスタンド
■イタズラ傷を未然に防ぐ方法
イタズラ傷をつけられる前に、オーナー自身でできる対策があります。特に有効なのが、ドライブレコーダーやカーセキュリティです。駐車中も監視できるドライブレコーダーであれば、被害にあった場合に映像として証拠が残ります。映像の有無で、犯人特定の可能性が大幅に変わります。「カメラ作動中」のステッカーを車に貼り付けておけば、抑止効果にもなります。さらに、カーセキュリティを装備しておけば、異常を感知したり、フィールドセンサーのアラームで不審者に警告したりすることができます。車上荒らし対策にもなりますので、カーセキュリティの取り付けもおすすめです。
まとめ
愛車にイタズラ傷をつけられたら、すみやかに警察に連絡しましょう。ドライブレコーダーの設置など、イタズラされない工夫も必要です。すでにイタズラ傷でお悩みの方は、お近くのコスモのサービスステーションにご相談ください。
キズ・ヘコミに関するご相談は、こちらからどうぞ。
筆者プロフィール
1986年生まれ。自動車整備学校を卒業後、板金屋を経て地元の整備工場で整備士として働く。車業界歴は7年。国内外の乗用車からカスタムカーまで、様々な車を整備してきた知識と経験が強み。整備士を離れた現在は、ライターとして中古車の選び方などを中心にメディアへ出稿。週末は子供と一緒に釣りやアウトドアを楽しんでいます。




