初めてのレンタカー。車を借りる方法を知ろう！

■（1）お店で手続きをする
レンタカーを借りる当日、まずはお店で手続きを行います。レンタカーを運転する人全員の運転免許を提示して契約書を作成し、レンタル料金を支払います。
このとき、必要に応じて補償をつけましょう。レンタカーの料金には、自動車保険もコミコミになっていますが、事故を起こして車を破損させると一定額の自己負担金が発生することが一般的です。この自己負担金は、「免責補償制度」に加入することで免除となります。「免責補償制度」は1日あたり1000円～2000円程度で加入することができるので、運転に不安がある方はぜひ加入することをおすすめします。

■（2）傷をチェックする
手続きの後、お店のスタッフと一緒にレンタルする車の傷の確認を行います。これは、車の傷がいつついたものなのかを明確にすることを目的としています。もし、出発時になかった傷が返却時についていたら、それはあなたがつけた傷ということになります。レンタカー利用後のトラブルを防ぐために、傷のチェックは念入りに行いましょう。

■（3）操作方法を確認して出発
傷のチェックが終わったら、いよいよ出発です。安全運転で出かけましょう。
なお、車の操作方法は車種によって多少異なります。私も、これまで何度かレンタカーを借りたことがありますが、「エンジンのかけ方が乗り慣れた車と違う」「給油口の開け方がわからない」と戸惑った経験があります。出発前に車の操作方法を確認し、不明点があればレンタカー店のスタッフに尋ねてください。

■（4）車を返却する
レンタカーは、返却時刻までに返却しましょう。このとき、ガソリンは満タンにしておくのが基本です。返却時のガソリンについては、「指定のガソリンスタンドで給油すること」など、独自のルールを決めているレンタカー店もあるので、出発前に確認しておくようにしましょう。

■（5）精算
レンタカーの利用料金は、出発前に支払うのが一般的。ですが、返却が遅れて延長料金が発生した場合や、レンタルしたETCカードで高速料金を支払った場合などは、レンタカーの返却後に最終清算を行います。
また、レンタカー店によっては、ガソリンを満タンにして返却するのではなく、車の返却時に走行距離に応じたガソリン代を清算する場合もあります。レンタカー店の指示に従い、必要に応じて精算を行ってください。

imarina

ライター。1987年生まれ。広島大学教育学部卒業後、教育現場で勤務しながらフリーライターとして旅行、暮らしなどに関する執筆を手がける。
趣味は旅行とアウトドア。現在の愛車は、トヨタ・パッソ。