カーライフお役立ちマガジンCAR LIFE MAGAZINE

放置しても大丈夫? 車についた小さなへこみの直し方を紹介

 
放置しても大丈夫? 車についた小さなへこみの直し方を紹介

車についた小さなへこみの直し方と修理方法

自宅の駐車場や、狭い道路などで、車をぶつけてしまうことがあります。うっかりついた、小さなへこみの直し方をご存知でしょうか? 車についた小さなへこみの直し方と、修理方法について紹介します。

目次

小さなへこみなら放置しても大丈夫?

小さなへこみなら放置しても大丈夫?

小さなへこみの場合、そのまま放置してしまいがちです。しかし、小さなへこみといえども、放置して大丈夫なのでしょうか? そんな疑問にお答えします。

■小さなへこみでも放置は厳禁

小さなへこみでも、塗装が割れている場合は、注意が必要です。割れた塗装から、雨水や洗車時の水が浸入し、サビの原因につながります。急にサビが進行する訳ではないので、ついつい「大丈夫だろう」と放置してしまいがちです。サビが進行すると、塗装内部に広がり、車のボディーがどんどん劣化します。当初の修理費用より、割高になる可能性がありますので、小さなへこみでも早めに修理をしましょう。

小さなへこみの直し方とは?

小さなへこみの直し方とは?

車のボディーについた、小さなへこみの直し方は2パターンあります。自分で直す方法と、修理業者に依頼する方法です。それぞれの直し方について、詳しく解説します。

■小さなへこみも修理専門業者に相談しよう

へこみの修理を自分で行える方は限られます。たとえ小さなへこみであっても、修理業者に相談するのが一般的です。へこみの直し方を熟知した修理業者であれば、確実に元通り修復してもらえます。以下に、修理業者の一例をご紹介します。

【へこみの修理を相談できる業者】

・ディーラー
・板金塗装業者
・ガソリンスタンド
・カー用品店

修理業者ごとの特徴については、後ほど詳しく解説します。

■小さなへこみでも自分で修理するのは難しい

小さなへこみであれば「自分で直せそうだ」と思うかもしれませんが、車の修理はプラモデルとは違います。特にへこみの修理ともなると、直し方を知っている程度では修復できません。安く済ませたいと思い、DIYにチャレンジするも、余計に傷の部分が目立つ結果になりかねません。状態がひどくなったへこみの修理は、割高になる可能性が高いです。小さなへこみでも無理に自分で直そうとせずに、直し方を熟知したプロに任せましょう。

■小さなへこみの修理方法

自分でへこみを修理するのは難しいものですが、直し方を知って損はありません。修理業者では、以下の流れで小さなへこみの修理を行います。

【小さなへこみの直し方】

・専用治具を使用してへこみを引っ張り出す
・修理箇所の塗装を研磨する
・研磨した部分をパテ付けする
・車のカラーに合わせて調色する
・修復箇所以外にマスキングをして塗装する
・塗料を乾燥させる
・塗料が乾燥したら最終磨きを行う

小さなへこみといえども、元通りにするには職人の技が必要です。DIYで簡単に直せるものではありませんので、まずは修理業者に相談しましょう。

修理専門業者の選び方とは?

修理専門業者の選び方とは?

修理業者に相談と言われても、どこに相談したらよいか、すぐに分かる方は少ないと思います。ここでは、修理業者ごとの特徴を解説します。業者選びは「品質」「費用」「サービス」のバランスを考えて選びましょう。

■ディーラー

丁寧な直し方に定評のあるディーラーは、品質重視の方におすすめです。仕上がりの良さと、手厚いサービスがディーラーの魅力です。しかし、クオリティーが高い反面、費用は割高になります。また、小さなへこみといえども、店舗によっては自社で修理せず外注へ出すことがあり、その場合は修理の期間も長くなります。

■板金塗装業者

車の修理を専門とするのが、板金塗装業者です。高い技術力と豊富な知識で、どんな傷も修復します。さまざまな直し方を熟知しているため、安心して修理を任せられます。ただし、地域密着型の板金塗装業者は、知名度が低いため探しづらいのがネックです。口コミサイトを活用したり、知人の紹介で探したりしましょう。

■ガソリンスタンド

もっとも身近な修理業者として、ガソリンスタンドも候補にあげられます。給油や洗車のついでに傷の相談をすれば、忙しい方でも見積もりが取れます。傷の修理費用もリーズナブルなので、気軽に傷の相談をしたい方におすすめです。店舗によっては修理に対応しておらず、外注しているケースもありますので、まずは気軽に相談してみましょう。

■カー用品店

カー用品店は、洗車グッズやカーオーディオなど、車に関するさまざまなアフターパーツを取り扱っています。カーコーティングや傷の修理も相談できるため、オイル交換やタイヤ交換の際に聞いてみるとよいでしょう。自社で修理を行うケースと、外注するケースがありますので、修理期間を確認しておくことを忘れずに。

まとめ

まとめ

本記事では、小さなへこみの直し方について解説しました。車についたへこみの修理は、正しい直し方を熟知している、専門業者に相談しましょう。コスモのサービスステーションでは、へこみの無料見積もりも承っています。ぜひともご利用ください。
キズ・ヘコミに関するご相談は、こちらからどうぞ。  

筆者プロフィール

筆者プロフィール

moto

1986年生まれ。自動車整備学校を卒業後、板金屋を経て地元の整備工場で整備士として働く。車業界歴は7年。国内外の乗用車からカスタムカーまで、様々な車を整備してきた知識と経験が強み。整備士を離れた現在は、ライターとして中古車の選び方などを中心にメディアへ出稿。週末は子供と一緒に釣りやアウトドアを楽しんでいます。

キズ・ヘコミ修理に
ついて詳しく見る

記事一覧へもどる