1日単位・時間単位で車を借りられる！レンタカーを上手に利用しよう

■まずは予約しよう
レンタカーを借りたいときは、事前に予約しておくことをおすすめします。レンタカーは、当日でも貸し出しOKですが、予約しておかないと借りたい車種がなかったり、場合によっては借りられる車がなかったりすることもあります。当日になって「車が借りられない」なんてことのないように、ぜひ予約はしておきたいものです。
また、早めに予約すると、「早割」などのサービスで利用料金がお得になることもあります。レンタカーを使うことが決まったら、早めに予約しておきましょう。

■レンタカー利用時に必要なものは？
レンタカーを借りる当日に必要なものは、次の通りです。
・運転免許証（運転者全員分）
・本人確認書類
・現金またはクレジットカード
・ETCカード（ETCを利用して高速道路を走行する場合）
なお、本人確認書類は、パスポートや健康保険証など、現住所が記されている運転免許証以外のものを提示する必要があるそうです。忘れずにご準備ください。

■レンタカーの利用にかかる費用
レンタカーを借りる場合、どのような費用がかかるのでしょうか。レンタカー利用の際に必ずかかる費用は、
・レンタカーの基本料金
・ガソリン代
です。それぞれについて見ていきましょう。

まずは、レンタカーの基本料金です。レンタカーの料金は、レンタカー会社や借りる車種、借りる時間により異なります。レンタカー会社のホームページなどに車種ごとの時間あたり・1日あたりの基本料金が書かれていますので確認してみてください。また、チャイルドシートやETCカード、ドライブレコーダーなどのオプションをつける場合は、その料金が基本料金に加算されます。
「レンタカーを1日借りて日帰り旅行をする」などの場合は、レンタカーの貸し出しが早朝になったり、返却が深夜になったりすることもあるでしょう。早朝や深夜などの出発や返却は、時間外手数料が加算されることがあります。レンタカー会社によっては、早朝や深夜の貸し出しに対応していない場合もあるのでご注意ください。

レンタカー利用時にかかったガソリン代は、利用者が負担します。一般的に、レンタカーのガソリンは出発時には満タンになっています。レンタカーを返却する際は、ガソリンを満タンにしておきましょう。

■保険には入ったほうがよい？
レンタカーの基本料金には、自動車保険の保険料も含まれています。ですが、レンタカーにもともとついている自動車保険には「免責額」とよばれる自己負担額が定められており、事故を起こすと5～10万円程度請求されることが一般的です。
この自己負担額は、レンタカーの任意保険に加入することで免除・減額できます。一般的な車の任意保険は1年単位の契約ですが、レンタカーの場合は1日単位で加入できます。保険料の相場は1日あたり千円～数千円程度です。

「レンタカーを運転するのは1日だけだから、きっと事故に遭わないのでは…」と考える方もいるかもしれませんが、もしもの事故のときは任意保険に入っていれば安心です。1日の保険料も決して高くないので、ぜひ加入を検討してみてください。

imarina

ライター。1987年生まれ。広島大学教育学部卒業後、教育現場で勤務しながらフリーライターとして旅行、暮らしなどに関する執筆を手がける。
趣味は旅行とアウトドア。現在の愛車は、トヨタ・パッソ。