車を廃車にする前に！下取りや買取も検討しよう

「車を買い替えるので、古い車を処分したい」「引っ越しで車が必要なくなった」そんなとき、不要になった車はどうしたらよいのでしょうか。乗らない車を処分するには、廃車・下取り・中古車買取の3つの方法があります。それぞれについて調べてみました。

■廃車とは？
廃車というと、「車を解体したりスクラップにしたりすること」というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、正式には使わなくなった車の抹消登録を行って、公道を走行できなくする手続きのことをいいます。そもそも車は、「登録」を行わないと公道を走ることはできません。自動車の登録は、新車を購入するときにディーラーに代行してもらうのが一般的。登録が完了すると、ナンバープレートが交付され、車が公道を走れる状態になります。
車が不要になったとき、使わない車を所有し続けていると、毎年の「自動車税」を支払う義務も継続してしまいます。そのため、使わなくなった車は廃車にするなどの対応が必要なのです。

廃車の手続きは、管轄の運輸支局で行います。ただし、運輸支局では平日しか手続きできないので、「平日は仕事があるので、廃車の手続きをするのが難しい」という人もいるでしょう。そんなときは、ディーラーなど廃車を代行してくれる業者に依頼することもできます。なお、ディーラーに廃車を代行してもらう場合は、数万円程度の手数料がかかることが一般的です。

■下取りとは？
車の下取りとは、ディーラーなどで新しい車を購入する際に古い不要な車を引き取ってもらい、その分新車の購入価格を値引いてもらうサービスのことです。下取りのメリットは、車の購入と処分を一度に行えるので、手続きに手間がかからないこと。しかも、不要な車が処分できるだけでなく、新しい車の価格も安くなるのでお得ですね。

■中古車買取とは？
「古い車を処分したいけれど、車を買い替えるわけではないから、下取りはできない…」そんなときは、中古車買取を利用するのがおすすめです。中古車買取とは、不要になった車を買い取ってくれるサービスです。下取りとは異なり、新しい車の購入の有無にかかわらず車を売却することができます。中古車買取を利用すれば、自分が大切に乗っていた車を、また別の誰かが大切にしてくれるので嬉しいですね。

不要な車を処分したいときは、廃車・下取り・中古車買取の3つの選択肢があります。廃車にはお金がかかることが多いですが、下取りや中古車買取なら新しい車を値引きしてもらえたりお金を受け取れたりしてお得です。車を廃車にする前に、ぜひ下取りや中古車買取といった選択も検討してみてください。

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