ネットの自動車保険は本当にお得？代理店型と比較してみよう

車を使う人は、もしもの事故に備えて自動車保険に加入しておきたいものです。近年は、代理店で加入する自動車保険以外に、「ネット型」といわれるものもよく目にするようになりました。ネット型の自動車保険とは、どのようなものなのでしょうか。

■自動車保険もネットで加入できる
みなさんは、普段どのように買い物をしていますか？「お店に行って買い物をする」という人もいれば、「ネット通販を利用している」という人もいるでしょう。ネット通販のメリットは、わざわざお店に行かなくても家にいながら買い物ができること。私も、最近はネット通販を利用して買い物をすることが増えています。

ところで、自動車保険もネットで加入することができるってご存じでしょうか。ネットで加入できる自動車保険は「ネット型自動車保険」や「通販型自動車保険」などとよばれています。以前は、自動車保険は保険代理店で加入するのが一般的でしたが、近年ではネットで自動車保険に加入する人も増えているのだとか。「仕事で忙しくて、保険代理店に行く時間がない」という人でも、ネット型自動車保険なら自宅で保険の加入の手続きができて便利です。

■ネット型自動車保険は、保険料が安くなる傾向がある
ネット型自動車保険の一番のメリットは、代理店型の自動車保険よりも保険料が安くなる傾向があること。そもそも、自動車保険の保険料には次の要素が含まれています。
・純保険料
・社費
・代理店手数料
・利潤

このうち、「純保険料」は保険そのものの料金、「社費」は運営にかかる費用、「代理店手数料」は保険代理店に支払う料金、「利潤」は保険会社の利益のことです。「保険そのものの料金以外に、こんなにいろいろな料金が上乗せされているの？」と驚く方もいるかもしれませんが、保険会社にとっては「社費」も「代理店手数料」も事業の運営に必要な費用ですし、「利潤」がないと事業として成立しなくなってしまうので、どれも自動車保険には欠かせない費用だといえます。

では、ネット型の自動車保険の場合はどうでしょうか。ネット型の場合も、保険料に「純保険料」と「社費」、「利潤」が含まれるのは変わりません。ただし、ネット型の場合は代理店を介さないため、「代理店手数料」がかかりません。そのため、ネット型自動車保険は、「代理店手数料」の分だけ一般的な自動車保険よりも保険料が安くなっているのです。

ネット型自動車保険と代理店型自動車保険には、それぞれ違ったメリットがあります。安さを求めるならネット型、安心を求めるなら代理店型というように、自分に合った自動車保険を選んでください。

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