レンタカーを借りたい。もし免許証を忘れたらどうなる？

レンタカーに限らず、車を運転するときは、必ず免許証を携帯しましょう。レンタカーだから免許証が不要ということは、決してありません。レンタカーは旅行で使用することが多く、普段使用しているバックから必要なものを詰め替えるときに「免許証を入れ忘れた」ということがおこりがちです。レンタカー会社で、免許証を忘れたことに気づくケースは少なくありませんので、出かける前に最終チェックをしましょう。免許不携帯は、道路交通法で取締りの対象となります。忘れずに持参してレンタカー会社へ向かいましょう。

■レンタカーを借りるときに免許証を忘れたらどうなる？

レンタカーを借りる際、必ず免許証の提示が求められます。そのため、一人でレンタカーを借りる場合、免許証を忘れると貸してもらえません。しかし、複数人でレンタルする場合は、契約した人が免許証を忘れても大丈夫なのでしょうか？次の項で説明します。

もし、免許証を忘れた人が車を運転し、事故を起こしてしまったらどうなるのでしょうか？加害者側、被害者側の事故どちらの場合でも、事故が起きた以上、必ず警察官を呼ぶことになり、免許証の提示が求められます。提示できなければ免許証不携帯という反則行為が発覚します。
免許不携帯による違反点数と反則金は3000円。違反点数についての加点はありません。
警察官から交通反則告知書（青キップ）と反則金納付書が渡されますので、納付期限までに支払いましょう。期日までに納付しないと、刑事裁判や家庭裁判で審判を受ける可能性があります。
こうしたことからも、レンタカーを借りるときは、契約者のみならず同行者全員が免許証を忘れずに携帯し、車に乗る前に確認しあうことをおすすめします。

■免許不携帯で事故を起こしたとき、自動車保険は使える？

レンタカーを運転する可能性がある人は全員、レンタカー会社で免許証を提示しておくようにしてください。免許証を提示していない人がレンタカーを運転して、事故を起こしてしまった場合、補償対象外になる可能性があります。それは、第三者への又貸しとみなされ、契約によってはレンタカーの保険制度を使えないからです。自分の車などで、うっかり免許証を忘れたケースでは、免許不携帯でも自動車保険は適用されます。
レンタカーの場合は違いますので注意してください。
トラブルを避けるためにも、契約時には必ず免許証を提示するようにしましょう。