車検切れの車、中古車買取に出せる？注意点を知っておこう

■車検切れの車を放置することによるデメリット
車を使う人は、2年（新車の場合は3年）に一度車検を受けなくてはなりません。でも、「車を使わなくなった」などの理由で車検を受けないまま車を放置している人もいらっしゃるのではないでしょうか。私が子どものころにも、近所の家の庭に古い車が何年も放置されているのを見たことがあります。

もし、「うっかりしていて車検切れになってしまったが、これからも車に乗り続ける」というのであれば、車検さえ受ければまた元のように車を使用できます。ですが、「もう今後は車に乗るつもりがない」という場合は、不要な車は処分してしまったほうがよいでしょう。車検切れの車を持ち続けても、それだけで罰則が科されることはありませんが、使わない車を持ち続けても意味はありません。
それに、車検切れの車にも、「自動車税」の課税はあります。使用しない車のために、年間数万円もの税金を支払うなんて、もったいないですよね。車検切れの使わない車をお持ちの場合は、ぜひそのまま放置せずに、車を手放すことを考えてみてください。

■車検切れの車でも中古車買取してもらえる！
使用しない車を処分する方法として考えられるのは、「廃車」と「中古車買取」。せっかくなら、中古車買取に出して、少しでもお金になったらうれしいですよね。では、車検切れの車は中古車買取してもらえるのでしょうか。

調べてみたところ、車検切れの車でも中古車買取はOKだそうです。「車検切れだから売却は無理かも…」などと諦めずに、ぜひ中古車買取に出してみてください。

■車検切れだと、査定額は下がる？
車を売却するときに最も気になることといえば、「自分の車がいくらで売れるのか」ということ。大切にしていた愛車は、できるだけ高く買い取ってもらいたいものです。では、中古車買取の際、車検切れであることは査定額に影響するのでしょうか。

調べてみたところ、車検の残り期間によって車の査定額は変わるということがわかりました。例えば、ある実例では、車検が残っていない車は車検が2年ついているものと比べて査定額が4～5万円低くなったとのことでした。車検切れの車を中古車買取に出すときは、査定額が多少下がることは覚悟しておきましょう。

■買取に出す前に車検を受けておいた方がよい？
車検切れの車は車検が残っている車よりも査定額が低くなる傾向がありますが、だからといって「中古車買取の査定額を上げるために車検を受ける」というのはおすすめできません。なぜなら、車検が残っていないことによる査定額のダウンは多くても数万円程度。一方、車検には10万円程度かかります。数万円の査定額アップのために10万円も支払うなんて、本末転倒ですね。売却したい車が車検切れでも、気にせずそのまま中古車買取に出しましょう。

■車検切れの車を売るときの必要書類
車検切れの車を中古車買取に出すときも、必要な書類等は一般的な中古車買取と同じです。具体的には、以下の書類が必要です。
・自動車検査証
・自賠責保険証明書
・自動車税納税証明書（軽自動車の場合は「軽自動車税納税証明書」）
・リサイクル券
・印鑑登録証明書（軽自動車の場合は不要）

ところで、車検切れの車でも「自動車税」はかかるとのことでしたよね。上記の必要書類のうち、「自動車税納税証明書」とは、自動車税を納めたことを証明するものです。つまり、自動車税を納めていないと、中古車買取はできません。もし、車検が切れているだけでなく、自動車税の滞納がある場合は、まずは納税をきちんと行ってください。

車検切れの車も、中古車買取に出すことは可能です。ただし、車検切れの車は公道を走れないので、自分で運転して中古車買取業者に持ち込むことはできません。車検切れの車を売却するときは、中古車買取業者の出張査定サービスを利用するとよいでしょう。

車検切れの車の買取もコスモにお任せください。お問い合わせは、こちらからどうぞ。