フロントガラスも綺麗にしたい！カーコーティングでも施工できる？

車のボディーにコーティングを施工すれば、新車のような輝きを手に入れられます。フロントガラスも同様に、ガラス専用のコーティングを施すことで、水弾きが良くなります。「雨の日の水弾きが悪い」「ワイパーを動かしても水切りが良くない」といった悩みを抱えている方は、フロントガラス専用のカーコーティングを検討してみましょう。視界が悪い状態で車を走らせると、思わぬ事故につながるので、注意が必要です。次の項では、フロントガラスに最適なカーコーティングを紹介します。

■車のフロントガラスには撥水コーティングが最適

フロントガラスに撥水コーティングをすることで、水滴が流れるように滑り落ちます。走行中の風圧でも水を弾くため、ワイパーの水切りが良くなるのです。水滴がガラスに残らないので、雨上がりのウォータースポットや、冬場の凍結防止にもつながります。フロントガラスに付着したホコリも一緒に流れ落ちますので、常に綺麗な状態を保てます。撥水コーティングの特徴や種類については、後ほど詳しく解説いたします。

フロントガラスに施工するカーコーティングは、「撥水性能」「耐久性」「施工費用」を軸に検討しましょう。ここからは、カーコーティングの種類や特徴について、詳しく解説します。

■フロントガラス用カーコーティングの種類

フロントガラス用のガラスコーティング剤は、主に「シリコン系」「フッ素系」の2種類です。シリコン系のガラスコーティングは、柔らかい被膜で、手軽に施工できるコーティング剤として広く親しまれています。フッ素系のガラスコーティングに関しては、硬い被膜を形成して得られる高い耐久性が魅力です。

■フロントガラス用カーコーティングの特徴

続いては、シリコン系とフッ素系のカーコーティングの特徴について、それぞれ解説いたします。

【シリコン系カーコーティング】

・撥水効果が高い
・被膜が柔らかいので施工が簡単
・安価

【フッ素系カーコーティング】

・被膜が硬いため長寿命
・油膜がつきづらい

■カーコーティングを施工するには「DIY」と「プロに依頼」の2種類

ここからは、「ガラスコーティングはどこに依頼すればよいの？」「自分で施工できる？」といった、疑問にお答えします。フロントガラスにカーコーティングする方法は、DIYとお店に依頼する方法の2種類です。自分で施工する場合は、ガラスに直接塗り付けるタイプと、スプレータイプが初心者でも簡単に施工できます。価格も1,000円前後で施工できるので、安さ重視の方は検討してみましょう。しかし、手軽がゆえに寿命は短く、塗りムラが発生する可能性が高いデメリットがあります。施工する前は、油膜を落としたり、古いカーコーティングを剥離する必要があるため、不安な方はプロに相談することをおすすめします。