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うっかり接触!カーリースの車に傷をつけたときの対処法とは?

 
うっかり接触!カーリースの車に傷をつけたときの対処法とは?

カーリースの車に傷をつけたときの修理費用と対処法とは?

カーリースの車に、うっかり傷をつけたときの対応に悩みます。レンタカーよりも、個人所有に近いカーリースの修理費用は、だれが負担するのでしょうか?カーリースの車に、傷をつけたときの対処法をご紹介します。

目次

カーリースの車に傷をつけたら速やかに報告しよう

カーリースの車に傷をつけたら速やかに報告しよう

どんなに丁寧に運転していたとしても、日常的に車を運転していれば、うっかり傷をつけてしまうトラブルはつきものです。カーリースはレンタカーよりも長期間使用するため、傷がつくリスクは高くなります。毎日、通勤・通学に車を使用している場合は、無傷のまま契約満了まで過ごすのは困難といえるでしょう。

たとえ故意でなくとも、車に傷がついた場合は速やかにリース会社に相談しましょう。カーリースの所有権は、契約者ではなくリース会社となります。原状回復してから返却するのが原則ですので、小さな傷であっても自己判断は禁物です。「これくらい大丈夫だろう」「バレないだろう」と自己判断せず、リース会社の適切な判断を仰ぎましょう。

■カーリースの車の修理費用はだれが支払う?

カーリースの車は原則、原状回復して返却するため、契約者がつけてしまった傷は自己負担で修理します。飛び石や当て逃げ事故など、契約者に過失がなかったとしても、証明が難しい場合は自己負担になる可能性があります。カーリースの修理費用負担については、契約時の補償内容で異なるため、傷をつけてしまったタイミングでリース会社に相談するのが賢明です。また、基本的にカーリース契約時に付帯している車の保険は、法律で義務付けられている自賠責保険(強制保険)のみです。自賠責保険でカバーできるのは、交通事故の被害者に対する保険(対人)のみですので、車についた傷に対しての補償(対物)は含まれません。そのため、不測の事態に備えて、任意保険に加入しておくことを強くおすすめします。カーリースを契約する際、リース会社と提携している保険会社と契約することで、トラブル時の手続きがスムーズになるメリットがあります。カーリースに限らず、車を運転する際は、大きな事故に備えて任意保険の加入は必須といえるでしょう。

勝手に修理するのはNG!カーリースの修理方法とは?

勝手に修理するのはNG!カーリースの修理方法とは?

傷の大小に限らず、カーリースの車についた傷の放置は厳禁です。しかし、リース会社に相談せずに勝手に修理するのも、避けたい行為といえます。リース会社との契約内容によっては、勝手に修理するのも契約違反となります。契約内容をよく確認すると、リース会社が指定する修理工場でしか修理できない場合や、修理前の状況確認が必須である可能性があるのです。良かれと思って勝手に修理をしてしまうと、知らず知らずのうちに規約違反を犯してしまうので注意が必要です。たとえ過失がなかったとしても、うっかり傷をつけてしまったら、速やかにリース会社に連絡して相談しましょう。もし、リース会社指定の修理工場がない場合でも、リース会社で実績のある修理工場を紹介してもらうことで、修理の手続きがスムーズに進みます。

■カーリースの傷を修理しても、契約満了時に精算する可能性あり

たとえ、契約満了前に傷の修理をしたとしても、リース車両の価値が契約時の残価設定(残存価格)に満たない場合は、不足分を支払うことになります。カーリースで設定する月々のリース費用は、事故や修理を加味していませんので、リース車両の修理費用がかさむと車両価値が下がります。カーリースの車に傷をつけてしまうと、契約終了後にリース車両の価値との差額分を精算する可能性があることを覚えておきましょう。「車の傷を気にして乗りたくない」「車の運転に自信がない」という方は、契約満了後にリース車両が自分のものになる、残価設定なしの契約方法もありますので検討してみましょう。

※残価・・・残存価格の略で、将来(契約満了時)のリース車両の価値を想定して設定します。カーリースの契約満了時には、使用した車にどのくらい価値があるのか、「車種」「走行距離」「修復歴」などで変動します。

まとめ

まとめ

どんなに丁寧に車を扱っていても、車に傷はついてしまうものです。カーリースした車であれば、余計に車についた傷が気になります。もし、車に傷をつけてしまった場合は、隠そうとせずにリース会社に判断を仰ぎましょう。自分で所有している車とは違いますので、勝手に修理するのも禁物です。事前に契約内容をよく理解することで、カーリースを賢く利用することができます。少しでも興味のある方は、お近くのコスモのサービスステーションにご相談ください。
カーリースに関するご相談は、こちらからどうぞ。  

筆者プロフィール

筆者プロフィール

moto

1986年生まれ。自動車整備学校を卒業後、板金屋を経て地元の整備工場で整備士として働く。車業界歴は7年。国内外の乗用車からカスタムカーまで、様々な車を整備してきた知識と経験が強み。整備士を離れた現在は、ライターとして中古車の選び方などを中心にメディアへ出稿。週末は子供と一緒に釣りやアウトドアを楽しんでいます。

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