中古車買取の契約後、減額になることはある？対処法を知っておこう

■中古車買取の基本的な流れ
「愛車を売却したい！」と思ったら、まずは査定を受けてみましょう。査定額は業者によって異なるので、複数の中古車買取店で査定を受けるのがおすすめです。いくつかの中古車買取店で査定を受けてみて、納得できるお店が見つかれば、いよいよ契約です。契約に必要な書類は次のとおり。
・車検証
・自賠責保険証明書
・自動車税納税証明書（軽自動車の場合は軽自動車税納税証明書）
・印鑑登録証明書（軽自動車の場合は不要）
・実印（軽自動車の場合は認印可）
・リサイクル券
・振込口座の情報
以上の書類を提出し、車を引き渡します。その後、数日から1週間ほどでお金が口座に入金されます。


■契約後に減額になることもあるの？
車を売却するときは、あらかじめ査定を受け、その金額に納得したうえで契約を進めるため、契約後に買取額が減額になることはなさそうな気がしますよね。ですが、実際には、契約後に減額されることもあるのだそう。これは、中古車買取の契約後に車の再査定を行い、査定額が訂正されることが原因のようです。

■減額になる理由は…？
中古車買取の契約後に減額となる場合、その理由にはどのようなものがあるのでしょうか。調べてみると、「契約後に修復歴のある車だと判明した」「最初の査定の際にはわからなかった不具合が見つかった」などが契約後に減額となる主な理由であることがわかりました。

ここで、「修復歴のある車」とは、車の骨格を修復したことのある車のことをいいます。中古車買取の際、修復歴の有無は査定額に大きくかかわってくる要素なのだとか。なお、傷や塗装の剥がれなどを修復したくらいでは、「修復歴あり」にはなりません。最初の査定時に修復歴があることに気づかないまま契約を進めてしまい、再査定で修復歴がわかると減額となってしまいます。

■減額の連絡はいつ来る？
せっかく査定額に納得して中古車買取の契約を行ったのに、契約後に減額になることもあるなんて…。「自分のところにも減額の連絡が来たらどうしよう」と、なんだか不安になりますよね。では、中古車買取の契約後に減額となる場合、減額の連絡はいつ来るのでしょうか。

一般的に、減額の連絡は車を引き渡してからお金が振り込まれるまでの間に来るようです。ただ、中には、「契約後何ヶ月もたってから中古車買取業者から契約を解除したいといわれた」などのトラブルもみられました。

中古車買取の際、査定時に見つからなかった修復歴などが判明することで、契約後に減額となる場合があります。トラブルを避けるためにも、査定を受ける際には自ら修復歴や不具合などはきちんと申告しておきましょう。

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