カーライフお役立ちマガジンCAR LIFE MAGAZINE

車についた傷は放置しても大丈夫?意外と知られていないリスクとは?

 
車についた傷は放置しても大丈夫?意外と知られていないリスクとは?

車の傷は放置NG!意外と知らないリスクを解説

車についた傷を放置すると、さらに状況が悪化します。「小さな傷だから大丈夫」と、油断してはいけません。劣化が進んで修理費用が高くなるので、車の傷は放置厳禁です。適切なタイミングで修理しましょう。

目次

意外と知らない、車の傷を放置してはいけない理由とは?

意外と知らない、車の傷を放置してはいけない理由とは?

車を運転すると、知らず知らずのうちに傷がついていることがあります。「ちょっとこすっただけ」「傷が小さいから」などと、傷を放置してしまう方が少なくありません。しかし、小さな傷が原因となり、錆が進行して悪化するケースがあるのです。特に、沿岸地域にお住まいの方や、積雪のある地域は要注意です。海からの潮風や、凍結防止剤(塩化カルシウム、塩化ナトリウム)の影響で、錆の進行がさらに早まります。たとえ、車の塗装面に薄くついた傷であっても、傷を放置することで、撥水効果や親水効果が低下します。傷の修理を検討する際、市販のリペアキットで傷を直す方法もあります。ただし、新車のように修復するには、熟練の技術者でなければ元通りに直せません。素人が不用意に修理をすると、余計に傷が目立ったり、傷が悪化する可能性が大きいので、おすすめはしません。傷の状態によって、リスクの度合いが変わりますので、後ほど詳しく解説いたします。

■車の傷を放置することで発生するリスクは3つ

車についた傷を放置することで、以下のようなリスクを背負うことになります。車についた傷は、適切な方法で修理し、傷の進行を抑えましょう。

・傷が原因で錆び・腐食の原因となる
・劣化が進行して修理費用が高くなる
・車を売却する際の査定ダウン

放置厳禁な傷の種類をチェック!修理費用はいくら?

放置厳禁な傷の種類をチェック!修理費用はいくら?

一口に車の傷といっても、状態によって種類はさまざまです。たとえば、接触による外傷や、車両を野ざらしにしたことで起こる、ボディー表面の劣化などが挙げられます。ボディーの下地が露出した状態で、放置するケースが一番悪影響を及ぼします。下記の傷の一例を参考に、まずは愛車の状態をチェックしましょう。併せて、症例ごとの修理費用の世間相場も掲載します。

■あなたの車は大丈夫?放置厳禁な傷を種類別に紹介

ここでは、車についた傷の原因と、傷の種類ごとに対処方法をご紹介します。

・線傷(磨き傷)

車の線傷は、走行中の飛来物との接触や、ボディーに付着した砂ぼこりなどが原因です。黄砂や花粉も同様に、線傷の原因となります。意外と知られていないのが、洗車による線傷です。洗車機はもとより、手洗い洗車時の磨き傷、拭き上げ時のタオルの乾拭きでも線傷はつきます。特に、黒系や色の濃いボディーカラーは線傷が目立つため、洗車時に細心の注意が必要です。線傷の程度が軽い場合は、コンパウンドで磨くことで、傷を消す(目立たなくする)ことができます。しかし、長年の洗車機による線傷など、車全体に傷が入っている場合は、一度クリアコートを剥がして塗装し直す必要があります。

費用相場:手のひらサイズで1万円~2万円

・スリ傷

駐車場のポールや電柱などに接触することで、車のボディーにスリ傷はつきます。見た目の印象が悪くなるだけでなく、酸性雨などの影響で、塗装の内部まで悪影響が及びます。「スリ傷程度だから」と油断していると、錆や腐食の原因になります。つめで引っかかる程度のスリ傷であれば、傷の進行を防ぐためにも、早めの修理が必要です。特に、沿岸地域や積雪のある地域に住んでいる方は、塩害の恐れがあるので要注意です。

費用相場:手のひらサイズで1万5000円~3万円

・へこみ

車を障害物にぶつけることで、ボディーにへこみが生じます。スリ傷と同じく、へこみをそのまま放置すると、へこんだ部分から劣化が進行します。へこみは塗装が割れる原因になりますので、放置せずに修理を依頼しましょう。へこみの修理は、特殊な専用ツールを用いて復元します。傷の進行が進むと、修理の費用が高くなりますので、早めの修理がカギとなります。

費用相場:手のひらサイズで1万5000円~3万円

・クリアコートの剥がれ

紫外線などの影響により、ボディー表面のクリアコートが剥がれてきます。傷の程度としては、軽微な部類に入りますが、塗装の色あせや、撥水・親水効果の低減につながります。屋外駐車場に車を止めている方は、特に劣化の進行に注意が必要です。クリアコートの剥がれを放置すると、次第に広範囲にまで劣化が広がり、修理費用も高額になります。

費用相場:手のひらサイズで1万円~2万円

まとめ

まとめ

車についた傷は、放置しても良いことはありません。たとえ小さな傷だとしても、時間の経過とともに、劣化の進行が進みます。悪化した傷は、見栄えが悪くなるだけでなく、修理費用が大幅に上がる可能性があります。さらに、車を売却する際の、査定ダウンの原因にもなります。車についてしまった傷は、そのまま放置せずに、修理のプロにまずは相談しましょう。コスモのサービスステーションでは、無料の見積りも行っていますので、お気軽にお立ち寄りください。
キズ・ヘコミに関するご相談は、こちらからどうぞ。  

筆者プロフィール

筆者プロフィール

moto

1986年生まれ。自動車整備学校を卒業後、板金屋を経て地元の整備工場で整備士として働く。車業界歴は7年。国内外の乗用車からカスタムカーまで、様々な車を整備してきた知識と経験が強み。整備士を離れた現在は、ライターとして中古車の選び方などを中心にメディアへ出稿。週末は子供と一緒に釣りやアウトドアを楽しんでいます。

キズ・ヘコミに
ついて詳しく見る

記事一覧へもどる