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装着しないと違反!レンタカーでチャイルドシートは借りれる?

 
装着しないと違反!レンタカーでチャイルドシートは借りれる?

レンタカーのオプションでチャイルドシートを借りれる

子連れでレンタカーを借りる場合、6歳未満であれば、チャイルドシートの装着が必須です。レンタカー会社には、オプションでチャイルドシートが用意されています。子供の命を守るためにも、必ずチャイルドシートを装着しましょう。

目次

レンタカーでもチャイルドシートは必須

レンタカーでもチャイルドシートは必須

レンタカーは旅行やレジャーなど、子連れで出掛けるシーンに活躍します。その際、6歳未満の子供が乗車する場合、チャイルドシートが必要になります。まれに「ひざの上に乗せれば大丈夫?」「シートベルトするからOK?」といった意見を耳にしますが、以下の理由から、車を運転する際はチャイルドシートが必要不可欠なのです。

■子供の安全のため

子供は備えつけのシートベルトを装着できないため、6歳未満の子供にはチャイルドシートの装着が義務づけられています。純正装備のシートベルトは、身長が140cm以上の人に対して有効です。それよりも小さい子供が使用すると、首が締まるなど、ケガをする恐れがあります。ただし、チャイルドシートに子供を座らせる場合、正しくシートに固定しなければ、効果がありません。チャイルドシートの固定が不十分であったり、シートに置いただけですと、事故が起きたときに子供を守る役目を果たせません。チャイルドシート不使用時の致死率は、正しく装着したときの10倍以上といわれています。大切な家族を守るためにも、必ずチャイルドシートを正しく装着しましょう。

参考:子供を守るチャイルドシート|警察庁Webサイト (npa.go.jp)

■装着義務違反の罰則がある

チャイルドシート未着用のまま車を使用すると、道路交通法(第71条の3第3項)違反で罰則の対象になります。罰則はシートベルト着用義務違反と同じく、違反点数1点の減点です。当然、レンタカーであろうが罰則の対象となりますので、子連れで利用する場合は注意が必要です。ただし、例外として、以下の場合はチャイルドシートの着用が免除されます。

・チャイルドシートを装着すると、定員人数が乗れない場合
・身体的問題でチャイルドシートに座れない場合
・ケガや障害により、チャイルドシートの使用が適当でない場合
・おむつ交換、授乳を行う場合
・車の構造上、チャイルドシートが設置できない場合
・緊急事態時に子供を乗車させる場合

レンタカーでチャイルドシートを借りる方法と注意点

レンタカーでチャイルドシートを借りる方法と注意点

あらかじめチャイルドシートを借りる予定があれば、申し込みの際に、子供の年齢に応じたチャイルドシートを予約しましょう。当日にチャイルドシートを借りようとしても、在庫がなければ車自体を借りられません。前項でも説明した通り、6歳未満の子供にはチャイルドシートの装着が義務づけられていることが理由です。レンタカーの予約をする際に、以下の内容を事前に伝えましょう。

■子供の年齢と体格にあったチャイルドシートを選ぶ

子供の体格にあったチャイルドシートを着用しないと、安全を確保できません。貸し出し当日に「サイズが合わない」といった不具合があると、チャイルドシートの在庫がない場合、キャンセル扱いになる可能性があります。また、チャイルドシートの種類によって、貸出料金が変わるレンタカー会社もあります。借りるチャイルドシートのサイズは、以下の内容を目安にしてください。

・ベビーシート・・・体重:10kg未満 身長:70cm以下 年齢:新生児?1歳
・チャイルドシート・・・体重:9?18kg 身長:65?100cm 年齢:1?4歳
・ジュニアシート・・・体重:15?36kg 身長:135cm以下 年齢:4?10歳

■チャイルドシートの取り付け位置を指定する

予約時に希望すれば、チャイルドシートの装着位置を指定できます。ただし、子供の安全を考慮すると、後部座席が理想です。助手席でも法律違反ではありませんが、事故の際にエアバッグが開くため、大ケガをする可能性があります。特に希望がない場合は、車の知識が豊富な店舗スタッフにお任せしましょう。

■チャイルドシートの装着確認を必ず行う

レンタカー会社のチャイルドシートとはいえ、装着に不具合があった場合の責任は借り手にあります。レンタカーを借りる際に、必ず店舗スタッフと一緒にチャイルドシートの取り付け確認を行いましょう。

チャイルドシートの持ち込みは可能?

チャイルドシートの持ち込みは可能?

チャイルドシートのレンタル費用の節約や、レンタカー会社に在庫がない場合に、自前のチャイルドシートを持ち込めます。普段使用しているチャイルドシートであれば、使い慣れているため安心です。「多分レンタカー会社にあるだろう」と思い込み、予約をせずに足を運ぶのは禁物です。レンタル当日にチャイルドシートがないと、レンタル自体がキャンセルになりますので注意が必要です。もし、自前のチャイルドシートを持ち込む際は、予約の際に店舗スタッフに伝えましょう。

まとめ

まとめ

レンタカー会社でもチャイルドシートのオプションがありますので、子連れでも心配ありません。もし、レンタカー会社に在庫がない場合などは、自前のチャイルドシートを持ち込むことも可能です。大切な家族を守るためにも、必ずチャイルドシートを装着し、安心で安全なドライブを楽しみましょう。
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筆者プロフィール

筆者プロフィール

moto

1986年生まれ。自動車整備学校を卒業後、板金屋を経て地元の整備工場で整備士として働く。車業界歴は7年。国内外の乗用車からカスタムカーまで、様々な車を整備してきた知識と経験が強み。整備士を離れた現在は、ライターとして中古車の選び方などを中心にメディアへ出稿。週末は子供と一緒に釣りやアウトドアを楽しんでいます。

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