ナンバー変更したら、自動車保険も変更が必要です

■車のナンバーって、何のためにあるの？
どの車にも必ずついているナンバープレート。そもそも、車のナンバーって何のためにあるものなのでしょうか。

車のナンバーの役割は、車とその所有者を識別できるようにすること。街には同じ車種の車がたくさん走っていますが、それぞれが持つ固有のナンバーで識別できます。ナンバーがあるおかげで「自分の車はどれなのか」がわかりやすくなりますし、犯罪などが起こった際には「犯人を特定しやすくなる」というメリットがあります。

■車のナンバープレートが示す情報とは
車のナンバープレートには、地名、ひらがな、数字が書かれています。実は、このひらがなや数字もランダムに割り当てられたものではなく、それぞれ意味があるってご存知ですか？では、それぞれの文字にはどのような意味があるのでしょうか。

まず、地名は、車を使用する人の住所を管轄する運輸支局の場所を示します。地名の横に書かれているのは車の分類番号。普通乗用車の場合は3から、小型の乗用車の場合は5から始まる3桁の数字になっています。左下に書かれたひらがなは、その車の用途を示しています。例えば、「あ」行と「か」行は事業用、「れ」と「わ」はレンタカーに使われる文字と決められています。
一番大きく書かれた1～9999までの4桁の数字には、特に意味はありません。気に入った数字があれば、ご自身で好きなナンバーを選ぶこともできます。

■車のナンバー変更をするのはどんなとき？
私はこれまで10年以上車を運転していますが、車を買い替えたとき以外に車のナンバーが変更になったことはありません。車のナンバーは、どんなときに変更するものなのでしょうか。

車のナンバー変更が必要になるタイミングの1つは、引っ越して住所が変わったときです。住所が変わり、車の使用地が変わると、管轄の運輸支局も変わるので、車のナンバーを変更しなくてはなりません。同様に、中古車の購入や譲渡で管轄の運輸支局が変わった場合も、車のナンバーが変更となります。また、車のナンバープレートを紛失した場合や盗難に遭った場合もナンバー変更が必要です。
このほかに、「お気に入りの数字をナンバーにしたい」「現在のナンバーは縁起が悪そうだから、変更したい」など、ナンバーは自分自身の意思で変更することも可能です。

車のナンバーが変わったときは、自動車保険も変更する必要があります。もしもの事故のときに、スムーズに、そして確実に対応してもらうためにも、ナンバー変更の際は早めに自動車保険の変更手続きを行うようにしましょう。

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