知らない間に車の塗装のひび割れ！なんで割れるの？

車の塗装がひび割れる原因は、塗装の下の金属がサビるためということでしたね。では、車をサビさせ、塗装を傷める原因にはどのようなものがあるでしょうか？

■車についたキズ
車をどこかに擦ったりぶつけたりしてキズをつけてしまったという経験は、誰でも一度はあるのではないでしょうか。また、自分でどこかにぶつける以外にも、運転中に飛んできた小石などによって車にキズがついてしまうこともありますよね。
車にキズがついて塗装が剥がれると、中の金属がむき出しになるため、ボディがサビやすくなってしまいます。キズそのものは小さくても、そこからサビが車のあちこちに広がっていくこともあるというので要注意です。もし、車にキズがついてしまったときは、すぐに修理業者に塗装の補修をしてもらうなどして、サビを事前に食い止めたいですね。

■車についた汚れ
車にキズさえつけなければ、サビて塗装がひび割れることはないはず！…そう思っていましたが、どうやらそれは間違いのようです。車にキズがなくても、汚れがつくことで車がサビることがあるのだとか。実は、空気中にはたくさんの金属の粒子があるといわれています。例えば、電車の車輪が線路と擦れたり、車がブレーキをかけたりするときに、金属が削れて空気中に漂うのだそうです。まさか、空気中に金属が舞っているなんて、考えたこともありませんでした。そして、その金属の粒子が車についたまま放置すると、金属の粒子がサビて車の塗装を傷めていき、ついにはボディにもサビを発生させてしまうのだそうです。

また、鳥のフンも塗装を傷める原因となるそうなので要注意です。鳥のフンは、なんと、車の塗装を酸化させ、溶かしてしまうのだとか。金属粉や鳥のフンなどの汚れによるサビを防ぐためにも、定期的に洗車を行って、表面についた汚れをしっかりと落としておきたいですね。

■紫外線や雨も塗装を傷める原因に！
肌の日焼けやシミの原因になる紫外線は、車にとっても悪影響を与えるようです。紫外線があたり続けると、車の塗装はどんどん剥がれていってしまうのだとか。また、雨も塗装を傷める原因になります。「酸性雨」とよばれる酸性の雨を浴びると、車の塗装が傷んだり、車のサビの原因になったりするようです。

車の塗装がひび割れるのは、車のサビが主な原因です。サビは、車についたキズや汚れなどが原因で発生します。キズがついたら早めに修理したり、定期的な洗車によって汚れを落としたりして、塗装がひび割れるのをできるだけ未然に防ぎましょう。

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