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タイヤからエア漏れが!さあ、どうしよう!

 
タイヤからエア漏れが!さあ、どうしよう!

タイヤから空気が漏れていく「エア漏れ」。エア漏れが起こったときは、どのように対処すべきなのでしょうか?エア漏れの原因と対処法について調べてみました。

目次

エア漏れって何?

エア漏れって何?

■タイヤの空気がすぐに減るときは要注意!
「ちょっと前にタイヤの空気圧をチェックしたばかりなのに、もうこんなに空気が減っている…」そんなときは、もしかしたら、タイヤの空気が漏れているのかもしれません。エア漏れとは、何らかの原因によって、短期間でタイヤの空気圧が低下してしまうことをいうのだそう。エア漏れが疑われるときは、早めに対処したいですね。

■エア漏れかと思ったら、パンクということも
短期間でタイヤの空気圧が減るときは、パンクの可能性もあります。大きなパンクはいっきにタイヤの空気が抜けていくので気づきやすいですが、細い釘などが刺さってできるような小さなパンクは、タイヤに空いた穴も見つけづらく、空気の抜け方もゆっくり。なかなかパンクに気づかず、「ただのエア漏れかと思ったら、実はタイヤがパンクしていた」ということもあるようです。「なんだか最近、空気の減り方がおかしいな」と感じたら、まずはガソリンスタンドやカー用品店などで原因をチェックしてもらうと良いでしょう。

エア漏れはどうして起こるの?

エア漏れはどうして起こるの?

タイヤのエア漏れは、どうして起こるのでしょうか?調べてみると、エア漏れには大きく分けて2つの原因があるようです。

■原因①タイヤとホイールの密着性に問題がある
1つ目の原因は、タイヤとホイールの密着性が悪くなるというもの。正常な場合、タイヤとホイールはしっかりと密着しており、隙間がないので空気が漏れてくることはありません。ですが、タイヤかホイールのどちらか片方に歪みやキズがあったり、タイヤとホイールの接触部に汚れや異物がついていたりすると、タイヤとホイールがピッタリと密着できず、隙間から空気が漏れてしまうようです。ちなみに、ホイールはちょっと縁石にぶつけたくらいで簡単に変形してしまうらしく、ホイールが歪むことは特に珍しいことでもなさそう。もしホイールをどこかにぶつけてしまったら、エア漏れしていないか空気圧をこまめにチェックした方が良さそうですね。
また、タイヤやホイールにキズや歪みがない場合でも、タイヤのサイズに合わないホイールを使用するとエア漏れの原因となってしまいます。

■原因②エアバルブに問題がある
タイヤに空気を入れるときの注入口のことを「エアバルブ」というそうですが、このエアバルブに不具合があるとエア漏れの原因になるようです。例えば、エアバルブに異物が入り込んだり、中の部品が劣化したりすることにより、エア漏れが起こるのだとか。また、エアバルブとホイールの接触部分も時間が経てばどんどん劣化してきます。「タイヤはたまに買い替えているけれど、ホイールはずっと同じものを使い続けている」という場合は、ホイールのエアバルブが劣化していることもあるので要注意ですね。

エア漏れが起こったら、どうやって対処する?

エア漏れが起こったら、どうやって対処する?

■まずはすぐに業者に相談!
「なんだかタイヤの空気がすぐに減る…」と気づいたとき、エア漏れしているか自分で調べる方法もあるようですが、素人にはなかなか難しそうです。タイヤの空気の減り方に異常を感じたら、すぐに専門の業者に見てもらうと良いでしょう。

以前、自転車のタイヤから空気が漏れたことがあったのですが、「別に急いで修理しなくても大丈夫だろう」と、空気が抜けたまましばらく自転車に乗り続けたという経験があります。ようやく自転車の修理業者に持って行くと、スタッフさんに「空気のないまま乗り続けたせいで、ホイールがかなり歪んでしまっている。これではもう修理はできない」「もっと早く持って来なきゃダメだよ!」と叱られました。異常を発見したら、早めの対処が大切ですね。

■問題のある部分を修理・交換
タイヤがエア漏れしているときは、まずはどこに原因があるのかを突き止め、その原因に応じて対処します。例えば、異物が入り込んでいるのであれば異物を取り除きますし、キズや歪みがあれば修理します。また、場合によっては修理でなく、新品に交換することもあります。

■月に1回は空気圧を見てもらおう
エア漏れのない正常なタイヤであっても、少しずつ空気は抜けていくものだといいます。適正な空気圧を保つために、だいたい1ヶ月に1回はガソリンスタンドなどで空気圧を見てもらうと良いでしょう。また、こまめに空気圧をチェックすることで、もしエア漏れが起こったときにも早めに気づくことができますよ。

まとめ

まとめ

タイヤのエア漏れは、タイヤとホイールの接触部分やエアバルブの修理・交換によって解決することができます。エア漏れが疑われるときは、早めに業者にタイヤを見てもらってくださいね。

タイヤに関するご相談は、こちらからどうぞ。  

筆者プロフィール

筆者プロフィール

imarina

ライター。1987年生まれ。広島大学教育学部卒業後、教育現場で勤務しながらフリーライターとして旅行、暮らしなどに関する執筆を手がける。
趣味は旅行とアウトドア。現在の愛車は、トヨタ・パッソ。

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